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津波避難の「救命艇」展示 釧路で運輸局 自治体関係者ら見学

 【釧路】北海道運輸局は5日、東日本大震災級の津波に襲われても安全を確保できる「津波救命艇」を釧路港東港区の耐震岸壁に展示し、道東沿岸の自治体関係者ら約90人が見学した。

 津波救命艇は南海トラフ地震対策として国土交通省四国運輸局(高松市)が開発し、これを基に信貴造船所(堺市)が製作した。全長8・7メートル、幅3・5メートル、高さ3・1メートル、重さ3・2トンで、最大25人乗り。秒速10メートルの津波に流されて構造物に衝突しても耐えられる強度があり、7日分の食料などを積む床下空間や個室トイレ、通信機器を備える。価格は1千万~1200万円。導入を検討中の後志管内島牧村で3日に道内初展示された。

 現在は国内3社が4機種を製造。自治体や漁協などへの導入が想定されるが、道内での導入事例はない。見学した釧路市防災危機管理課の担当者は「避難対策の選択肢の一つになる」と話した。6日には苫小牧市でも展示される。

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