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冬眠前ヒグマ要注意 白糠 男性襲われ死亡 町、林道などに看板

 【白糠】町内茶路基線の山間部で4日、ヒグマに襲われたとみられる町内在住の男性(73)が亡くなった。町内でヒグマによる死亡事故が起きたのは2005年以来。付近には民家なども点在しており、町や専門家らは、冬眠前のこの時期はヒグマが餌をたくわえようと活動を活発化させると指摘し、住民らに注意を呼びかけている。

 男性の遺体が発見された現場は、町によると縫別川にかかる縫別橋から下流へ約200メートルの地点。現場からわずか100メートル以内のところにある民家に50年以上暮らす70代の女性は「こんなに近くにクマが出たことはない。警察が来たが、まさかクマで騒動になっていたとは」と驚いた。

 女性の80代の夫は20年以上前、自宅から約250メートル離れた縫別自然の家(旧縫別小中学校)付近で遭遇したクマと組み合いになり軽いけがをしたことがあるというが、今回の事故に対して「(恐怖で)ざわっとする。しばらくは外出を控えたい」と話した。

 町は同日、付近の林道の入り口や釣り人の多い橋の近くなど5カ所に注意喚起の看板を設置したほか、山間部の約30世帯を訪問し「付近の山林や河川には絶対に近づかない」と書かれたチラシを配った。町教委によると、近隣には約10キロ離れた茶路小中へスクールバスで通学している児童が1人いるものの、児童生徒の登下校への影響はないという。

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