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道東サンマ漁、今年も苦戦 薄い魚群、身も細く ふるさと小包一部停止 初の即売会中止

 【釧路、根室】例年なら最盛期を迎えているはずの道東沖のサンマ棒受け網漁が、今年も苦戦している。漁業情報サービスセンター(東京)によると、水揚げが始まった8月から9月13日までの道東4港での水揚げ量は9485トンと、記録的不漁だった昨年同期とほぼ同じ。郵便局のふるさと小包やサンマを販売する地域のイベントにも影響が出ている。

 水産庁が8月に発表した今年のサンマ長期漁海況予報では、8~12月に日本近海への来遊が見込まれる北西太平洋のサンマ推定資源量は2003年の調査開始以来最低となった。予報通りの不漁が続いている格好だ。北太平洋公海での台湾や中国の漁獲拡大が影響しているとの指摘もある。

 今年は魚体が細いのも特徴。13日に根室市花咲港で水揚げされたサンマの7割以上は体長29センチ以上の大型魚だったが、平均体重は132~141グラムと通常より20~30グラム軽い。

 釧路港と厚岸港で水揚げされる生サンマのふるさと小包を販売する郵便局物販サービス北海道事業本部(札幌)は13日で新規受け付けを停止した。水揚げの7割以上を占める根室市で16、17日に開かれる「根室さんま祭り」でも、当日の箱売り用とつかみ取り大会用のサンマを確保できるかどうか見通せない状況という。

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