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【胆振管内洞爺湖町】ゆうもあ亭

山、海、湖 旬の食材に舌鼓

 洞爺湖町の温泉街にある地元の良質な食材にこだわった居酒屋。店主で調理人の永井信久さん(54)は同町出身。札幌のホテルや京料理店で6年間修業を積み、「新鮮な山海の幸に恵まれたふるさとで料理の腕を振るいたい」と、30年前に温泉街に店を構えた。

 洞爺湖ではヒメマスやワカサギ漁が行われ、周辺の台地に広がる畑は豊かな農産物を育む。近くの噴火湾には大小合わせて六つの漁港があり、まさに食材の宝庫。秋を迎えたこの時季、同店のメニューは最も多彩になる。

 湖の恵み「洞爺湖産ヒメマスのにぎり寿司」は味、香りともクセがなく、ヒメマスの軟らかな身は甘味が感じられる。畑の幸では「ジオたまごと洞爺湖産野菜サラダ」がお薦め。地元観光協会が開発した名物「ジオたまご」は、洞爺湖温泉の高温源泉で12分間ゆでており、黄身がしっとりしている。野菜は甘みの強いブロッコリーや珍しい赤と白のオクラ、サラダカボチャ「コリンキー」、糖度の高いミニトマトなど、味自慢の個性的なものばかり。ドレッシングをかけなくてもおいしくいただける。

 「インカのめざめとマツブ、ホタテのバターソース」は、ジャガイモの滑らかな口当たりと貝のうま味、そしてバターの相性の良さに感心しきり。食材は全て永井さんが吟味し、種類豊富な野菜は農家から直接仕入れているという。

 噴火湾はマツカワ、ソウハチ、クロガシラ、マガレイなどカレイの好漁場として有名。この日は「イシガレイとマツブの活け造り」が出された。一般に「刺し身で食べるならヒラメ」と言われるが、身の締まりの良いカレイを好む通人も多い。イシガレイとてあなどるなかれ。いけすから引き上げてすぐにおろすためコリコリの食感が楽しめる。マツブも実に甘い。

 温泉につかった後は、洞爺ならではの旬の幸に舌鼓を打ち、日頃の疲れを癒やしてみてはいかが。

住所 洞爺湖町洞爺湖温泉4の16
電話番号 0142・75・2156
営業時間 午後5時~翌午前0時(ラストオーダー午後11時30分)
休日 不定休
主なメニューと料金 「洞爺湖産ヒメマスのにぎり寿司」1500円、「ジオたまごと洞爺湖産野菜サラダ」700円、「インカのめざめとマツブ、ホタテのバターソース」1200円、「イシガレイとマツブの活け造り」2000~3000円
総席数 25席(禁煙席なし)
駐車場 5台

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