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街中のエゾシカ、吹き矢で捕獲 稚内市、来月にも 猟銃使えず対策

 【稚内】市は、市街地に出没するエゾシカ対策として、麻酔薬を仕込んだ吹き矢を使って駆除を目指す。12日開会の定例市議会に提出する本年度補正予算案に関連予算を盛り込み、早ければ10月下旬に実施する。これまで市や住民は、猟銃の使えない市街地でのエゾシカ対策に手をこまねいており、吹き矢は効率的な駆除法として期待される。

 吹き矢での駆除は、吹き手がエゾシカに対し5メートル以内に近づき、麻酔注射を打ち込んで眠らせて捕獲する方法。麻酔薬で捕獲したエゾシカは食用にできないため処分する。根室管内羅臼町で実績があり、市内では初めてとなる。

 吹き手は、麻酔薬を取り扱える専門業者に依頼する予定で、補正予算案に業者への委託料など関連費用148万円を計上。

 今年はエゾシカに関する市民からの苦情が例年より多かったため、市は5月に猟銃による「緊急捕獲」を3年半ぶりに実施した。だが、鳥獣保護法で市街地での猟銃の使用は原則禁止されており、緊急捕獲後も相変わらず市街地ではエゾシカのふん害や食害が目立っている。

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