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函館の早朝イカ売り騒音じゃない 拡声器、規制対象外に

 【函館】「イガ、イガー」と早朝にイカを売り歩く移動販売車の拡声器から響く声は騒音か。4日開かれた函館市公害防止条例改正検討委員会で議題に上った。現条例は早朝の放送を禁止しイカ売りも含まれるが、市民に親しまれ事実上認められてきた経緯があり、今回の条例改正では正式に規制対象外とすることでまとまった。イカは近年不漁続きで行商人を目にする機会も減ったが、イカの街の名物として、地域の商慣習を「公認」した格好だ。

 同条例は、午後7時から翌日午前8時まで商業目的の拡声放送を禁じているが、市にイカ売りへの苦情が寄せられるのは年に1度あるかないかで、市民に定着している。毎朝6時ごろ、市内でイカ売りをする70代の男性は「停車中や老人ホームの近くを通るときは音を止めている」と配慮しているという。

 1973年に施行された同条例を時代に合わせて全面的に見直す今回の検討委では委員から「イカ売りは函館の名物で規制とはなじまない」「観光資源の一つ」との意見が相次いだ。

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