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旅して考えた宗谷線 ファン企画の急行運行 沿線を堪能

 【名寄、幌延】名寄の鉄道ファンらが企画した臨時急行列車「スターライトてしお号」が3日、JR宗谷線名寄―幌延間123・2キロを往復した。同区間はJR北海道が「単独では維持困難」と位置付けているが、鉄道の旅をのんびり味わった参加者からは「宗谷線の活性化にはいろんなアイデアが考えられそうだ」との声が上がった。

 使用した列車は1977年製「キハ40」1両。昔ながらの4人掛けボックスシートに、全道各地から集まった56人が乗り込んだ。車窓に流れる天塩川の雄大な景色を満喫しつつ、上川管内音威子府村の音威子府駅では停車時間に名物の駅そばを食べたり、宗谷管内幌延町では「秘境駅」として知られる糠南(ぬかなん)駅や雄信内(おのっぷない)駅で下車し、記念写真を撮ったりした。

 企画した名寄市のレストラン経営志々見(ししみ)敦さん(43)は2010年から3回、宗谷線で貸し切り列車を走らせてきた。経営環境が厳しさを増すJRは当初、今回の企画に難色を示したというが、「ここなら他の列車に支障なく走れるダイヤ」とJR側に提案した。

 宗谷線名寄―稚内間の2016年度の輸送密度(1キロ当たりの1日平均輸送人員)は、JR発足当時の半分以下の364人に減少している。

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