PR
PR

地下鉄さっぽろ駅連絡柵撤去 改札外乗り換え混乱なし

 札幌市は1日、市営地下鉄さっぽろ駅の南北線、東豊線をつなぐ連絡通路(約250メートル)の柵の撤去を始めた。路線の改札口周辺など計約40メートル分を取り除き、10月末までにすべて撤去する。市営地下鉄では初めて、乗り換え時に改札をいったん出る方法を導入したが、この日は利用客に大きな混乱はなかった。

 1日未明、作業員がプラスチック柵を撤去。午前4時ごろに市職員が改札機のシステムを最終確認した後、午前6時すぎの始発列車から新方式の運用を始めた。

 柵はJR札幌駅と大通駅をつなぐ札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)の東側の通行を遮っていたため、撤去により人の移動をスムーズにするのが狙い。チカホをよく利用する市内南区の無職鈴木洋子さん(75)は「(連絡通路の途中にある)さっぽろ東急百貨店へ行きやすくなった。これまで柵が邪魔で改札口を大回りしていた」と歓迎した。

 撤去に伴い、南北線と東豊線の改札口に黄色の乗り換え専用改札機が設置され、専用機を通した切符は手元に戻り、再入場できるようになった。一方の改札を出た後、30分以内にもう一方の改札を通る必要があるが、この時間を利用して買い物などが可能になった。

 ただ、両路線の改札口が分離され、戸惑う利用者もいた。会社員佐藤康雄さん(68)は東豊線栄町駅近くの自宅に帰るのに、いつもは南北線さっぽろ駅改札口から入り、連絡通路を通って東豊線に乗っていた。しかし、1日は南北線改札口から入ったものの乗り換え専用改札機は通過できず、「これまでは(南北線と東豊線の)どちらの改札を通っても両路線に乗れたのに」と不満をこぼした。

残り:158文字/全文:835文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
道新おためし読みアンケート
ページの先頭へ戻る