PR
PR

名寄・宗谷本線活性化推進協で石破氏講演 「鉄道の優位性」強調

 【名寄】自民党の石破茂元幹事長は8月30日、JR宗谷線沿線などの26市町村でつくる宗谷本線活性化推進協議会が名寄市内で開いた講演会で、鉄道の優位性を強調し、宗谷線の維持に向けて地域が利用促進策を打ち出すことが重要と訴えた。会場には沿線自治体の首長や住民ら約800人が駆け付け、鉄路存続へ決意を新たにした。

 石破氏は鉄道の優位性として定時運行、省エネルギー、大量輸送の3点を挙げ、「高齢化が進み、訪日外国人客(インバウンド)が増える中で、鉄道をどう生かすかが重要だ」と指摘。その上で、鉄路存続の大きな鍵を握る北海道観光について「豊かな自然や歴史、文化など観光客を増やせる要素がある」と評価した。

 道外の鉄道会社の成功例として、高齢者の乗降の手助けや観光案内を行う女性乗務員を活用し、利用者数を10年間で2・5倍に増やしたえちぜん鉄道(福井県)の取り組みなどを紹介。

 道や沿線自治体が線路や駅などを所有する「上下分離方式」に関しては「方法の一つだが、唯一の道ではない。地域でできる最大限のことをやっていかなくてはならない」と話したが、宗谷線存続に向けた具体策には踏み込まなかった。

残り:293文字/全文:782文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
道新おためし読みアンケート
ページの先頭へ戻る