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札幌で名物書店、魅力の本屋を追求 死去の久住邦晴さん

 札幌の名物書店「くすみ書房」を経営し、28日に肺がんのため66歳で亡くなった久住邦晴(くすみくにはる)さんは、ユニークな企画で読者の裾野を広げる一方、地域で本を仲立ちに人が出会う場づくりにも熱心に取り組んだ。

 西区琴似に店舗があった2005年、同店地下に学者や作家の話を聞けるブックカフェ「ソクラテスのカフェ」を開設。その翌年北大に着任し、ここで何度も講演した中島岳志さん(42)=現東京工業大学教授=は「街の人たちと出会う接点となり、学者としての転機にもなった」と振り返る。久住さんの経営理念を「大衆を相手にしつつ、売れない本はだめなのかという反逆心もあった。(厳しい環境にある)書店の続け方を模索していた」と評した。

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