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三笠で21年前発掘の化石 新種鳥類と判明 北大院生らが研究

 【三笠】三笠市内で1996年に発掘され、三笠市立博物館で20年近く展示されていた鳥類の骨の化石が、約9千万年前の新種だったことが北大大学院理学院博士課程の田中公教(とものり)さん(30)らの研究で分かった。北大などが発表した。三笠市立博物館は「20年越しに正体が分かった」と喜ぶ。

 化石は首や後脚など長さ2~5センチの骨9点で、1羽分とみられる。三笠出身のアマチュア収集家故・解良(けら)正利さんが市内桂沢の白亜紀後期(1億~6600万年前)の地層で発見し、99年に同博物館に寄贈。故・早川浩司主任研究員らが、飛べない一方で高度に潜水適応した鳥類「ヘスペロルニス目」と解明した。後ろ脚で水をかくことが特長で、三笠に当時、広がっていた海に潜り生活していたとみられる。

 早川さんが2005年に死去し、化石研究は停滞。再び注目したのが、田中さんだった。北大大学院の修士1年だった11年、解良さんの弟康治さん(79)=札幌在住=らと発見現場に入り、アンモナイトなどから年代を特定した。

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