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影見えぬスルメイカ 道東沖、初水揚げめど立たず 暖水塊消滅し来遊遅れか

 例年なら8月初めには始まる道東沖のスルメイカ釣り漁が、今年は下旬になっても始まっていない。道東沖の暖水塊消滅により、漁獲対象となる太平洋沖を北上する群れの来遊が遅れているためとみられており、漁業者らは「いつ初水揚げできるのか」と気をもんでいる。

 「沖に出てみてもイワシだらけでイカはいない。海水の色を見ると、いてもおかしくないのだが」。釧路市の50歳代のイカ釣り漁師は首をかしげる。8月に入り、釧路、白糠、昆布森など各港のイカ釣り漁船が沖の様子を確認しているが「影もない」と嘆く。

 歴史的不漁だった昨年でも、初水揚げは8月1日だった。一昨年までは5年連続で7月中下旬に漁が始まっていた。漁業者は7月中旬にイカ釣り機を搭載するなど出漁準備を進めてきたが、1カ月以上空振りが続く。釧路和商市場の鮮魚店「石山商店」の相原成三郎社長(69)は「ここまで水揚げが遅れるのは記憶にない」と話す。

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