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どうする お墓? お盆にお参り 6割超 埋葬の形は多様化

 独り暮らし世帯の増加や核家族化で、墓を巡る事情は大きく変化しています。今回の「どうしん電子版」では、故郷に帰省する人が多いお盆の時期に合わせ、お墓に対する考え方を聞きました。

 「お盆に墓参りに行きますか」の問いに対し、回答した170人のうち「行く」と答えた人は66%を占め、「行かない」は21%、「決まっていない」は13%でした。性別の差異はほとんどなく、墓参りの時期が分散してきたとも言われる現代でも、お盆に先祖を敬う風習は多くの人に受け入れられているようです。

 「行く」理由としては、「帰省はお盆と年末年始の年2回だが、積雪を考えるとお盆に墓参りに行く」(50代女性)、「年に1回は昔のことを思い、感謝を忘れないため」(50代男性)、「親類も来るので集まるのが楽しみ」(60代女性)など。7月に時期をずらして行く60代女性は「孝行しないうちに亡くなった祖父や父に手を合わせると、今の私を応援してくれると感じる」と記してくれました。一方で「行かない」人からは「遠いし自分の記憶にない親戚だから」(40代女性)、「仕事と子育てが忙しくて」(30代女性)などの理由が寄せられました。

 「先祖代々の墓がありますか」を聞いたところ、「ある」は77%、「ない」は19%でした。墓の維持に頭を悩ます人が目立ち、納骨堂についても50代女性は「北海道に入植以来、3世代の身内の遺骨が入っている場所を今後どうするか困っている」と答えました。

 「どんな埋葬の形を望みますか」という質問に対しては、「先祖代々の墓」が29%。それに対し「永代供養の合同墓」22%、「樹木葬や海洋散骨など」37%などと、自分自身が選びたい埋葬の形はかなり多様化しているようです。「自分の信ずる宗教がないのに、亡くなった後だけ寺頼みはおかしい」(40代女性)と問う声や、「樹木葬や海洋散骨は管理費が不要だから」(60代男性)、「生きている子孫に負担をかけるので、墓の伝統は考えものだと思う」(50代女性)と管理費用の問題を指摘する意見も目立ちました。

 調査方法 インターネットの「どうしん電子版」で7月20日~8月3日にアンケートを行い、10~80代の170人から回答をいただきました。

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