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お盆の墓参り 様変わり 石狩管内で代行や清掃サービス登場

 先祖の霊を迎えるお盆の形が多様化している。核家族化や高齢化で墓の管理が難しい家庭が増える中、石狩管内でも墓の清掃や墓参の代行サービスが登場。仏壇も洋風や壁掛け型などが人気を集める。墓参りに欠かせない供え物には、生ものを控えるよう求める墓地もあり、食べ物を模したキャンドルなどが登場している。(斉藤千絵)

 8月上旬、札幌市清田区の里塚霊園で、墓に向かって静かに手を合わす男性たちの姿があった。彼らは持ち主の縁者ではない。同区を中心に除雪や草刈りなどを手がける障害者の就労継続支援A型事業所「コンパス」スタッフたちだ。

 コンパスは5年ほど前から、墓清掃・墓参りサービスを事業として始めた。区内の墓地が主な対象で、草取りや墓石の水洗い、お参りを含め1万円から。花や線香、除雪などは別料金となる。清掃前後の墓の写真を依頼主に送る。同事業所は「高齢の人、道外に住んでいて墓参りできない人からの依頼が多い」と話す。

 中央区の花店「明道香風園」も約2年前から札幌や北広島、千歳などの主要墓地でサービスを開始。石狩市は今年から、ふるさと納税の返礼品に市内の墓参の代行サービスを加えた。

 自宅での供養の仕方も変化している。札幌市厚別区の丸屋仏壇札幌店では、商品の6割がリビングやダイニングなど洋室に合う「洋風仏壇」だ。近年は高さ40センチほどの小型のものや壁掛けタイプが人気で、20万円前後の品が売れている。最近は仏壇を持たず、故人の遺骨の一部をペンダントや長さ10センチほどの筒型の入れ物に収め身近に置く人もいる。

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