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片荷や季節変動 物流の課題論議 道の政策検討会議

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 道の総合交通政策検討会議が4日、札幌市内で開かれた。道内の物流の現状について意見交換し、往復輸送で道内から道外、道内各地から札幌に荷物量が偏る「片荷(かたに)輸送」や、農産品の収穫期に輸送が集中して季節変動が大きいことが、課題として指摘された。

 検討会議の開催は2回目で、11月までに道の新たな交通政策の指針などをまとめる。この日は座長の岸邦宏・北大大学院准教授や事業者ら18人が出席した。

 物流関係者が現状を報告し、道船主協会連合会の仲井保治会長は、道内を発着するフェリーやRORO船(フェリー型貨物船)が近年更新され、輸送量が拡大していることを説明。道トラック協会の野村佳史理事は「運転手不足で繁忙期は物流が回らない。トラックの大型化による大量輸送が望ましい」と訴えた。

 JR貨物の高橋顕・経営企画部長は「札幌から道内各地のトラック輸送を鉄道貨物に切り替え、空のコンテナを埋めるようにしている」と片荷解消への取り組みを強調した。意見交換では「農産物出荷のピークを平準化させる取り組みが必要」「昨年の台風で鉄道貨物の脆弱(ぜいじゃく)性が分かった。災害への備えを考えなければ」といった声が出ていた。

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