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畑を泳ぐように駆けるヒグマ 網走で撮影 「ここまで大きいとは」

 網走市北浜のジャガイモ畑や農道を駆ける2頭のヒグマを、同市の農業堀田泰広さん(68)、昌子さん(65)夫妻が軽トラックからスマートフォン(スマホ)で撮影した。動画は北海道新聞に提供し、どうしん電子版で公開中。「クマは、こんなに速いんだ」とSNSで拡散している。

 7月14日午後5時10分ごろ、運転していた泰広さんが見つけ、助手席から昌子さんが撮影した。

 現場は、オホーツク網走農協の澱粉(でんぷん)工場に隣接する畑作地帯で、農家も点在している。オホーツク海側にあり、周囲に森が多い濤沸湖から1キロ弱。春からクマの目撃情報が相次いでいた。

 泰広さんは、地元の猟友会に長年所属していたハンターで、クマとの遭遇には慣れているものの、「ここまで大きなクマは珍しい。貴重な映像だ」と興奮ぎみに説明する。

 クマは子と母親と思われる2頭で、先行する子を追うように母親が白い花が咲いたジャガイモ畑を横切り、農道でいったん減速して、ビール大麦畑で加速する。海を泳ぐイルカのように麦の穂の波間を上下しながら駆けている。

 泰広さんは「人に気付いて駆けだしたのか。むやみに刺激せず、車内にとどまるべきだ」とクマに遭遇した際の注意を語る。撮影した昌子さんは「驚いたが、とっさにスマホで撮影しようと思い夢中で操作した。多くのひとにこの映像を見てもらい、クマの注意喚起にも役立ててほしい」と話している。

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