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函館出身の洋画家・木村捷司 樺太描いた画帳発見 七飯

 七飯のアトリエで活動した函館出身の洋画家木村捷司(1905~91年)が、日本領時代の樺太(サハリン)の風物を描いた画帳が函館市内の女性宅で見つかった。木村は多くのスケッチや油彩画を残したが、画帳に描いた作品群が確認されたのは初めて。七飯町鳴川1の「木村捷司記念室」で複製を一般公開している。

 和紙を貼り合わせて作られた画帳に、1938年(昭和13年)から終戦までのスケッチを元に描いた縦27センチ横36センチの日本画を14点収録。稚内とコルサコフ(大泊)を結んだ稚泊連絡船、北方民族の風貌を捉えた肖像画、北緯50度にあったロシアとの国境付近の街道などが描かれている。「流転と忘却に対する切ない挽歌(ばんか)」と画帳のテーマを記した横に、「昭和27年 木村捷司記」との署名がある。

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