アイヌ語ネコンネコン
ごちそうさま、おいしかったですって何て言うの?
「○○ってアイヌ語で何ていうの?」。小学生から寄せられた質問に、アイヌ民族の2人があーだこーだいうコーナーです。考えついた言葉は公式でもなんでもなく、結論もとくに出しません。ネコンはアイヌ語で「どう(言うの?)」という意味です。
質問者 札幌市・新川小4年 藤川杏凛さん
瀧口:今回の質問は「ごちそうさま」、「おいしかったです」。藤川さんは、ラーメン屋さんなどで、食後に店員さんに伝えたいんだって。
北原:「イヤイライケレ」や「ヒンナ」は、どちらも「ありがとう」という意味だけど、「ごちそうさま」のときにも使うよね。
瀧口:質問にある「おいしかった」は、「ケラアン マ」だよね。「ケラアン マ、ヒンナ」で「おいしかった、ありがとう」だね。
じゃあ、「いただきます」はどうかな?
北原:「いただきます」は、旭川では「クイペ ナ」、樺太では「クイペ クス」ですね。これは「食べまーす」みたいな意味。帯広、オホーツク地方の美幌町、日高地方平取町の沙流、旭川地方では、女性はよく「ヒンナ」を使うよ。
瀧口:ああ、知り合いのばあちゃんも「ヒンナ」って言ってたわー。
北原:古い資料に、ご飯を食べる時「アマㇺ トミ カムイ(ご飯の尊い神よ)」、魚を食べるときは「チェㇷ゚ トミ カムイ(魚の尊い神よ)」ととなえてから食べるという記録があるよ。その食べ物の神をたたえるということ。
瀧口:ほかの食べ物にも使っていいの?
北原:どうなんだろ。いろんな食べ物に対して唱えたというから「ラーメン トミ カムイ」と唱えることにしようかな。
瀧口:私も使ってみよう。「おすし トミ カムイ!」とか「シュークリーム トミ カムイ!」とかね。