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解体する「公」という観念

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 久しく安倍一強政治といわれてきたが、今年の通常国会でいわゆる森友学園疑惑の追及が続き、さらに加計学園による獣医学部開設をめぐる便宜供与をめぐる疑惑も浮上して、安倍政権は大きな困難に直面することとなった。

 もっとも、首相自身は今まで多少のスキャンダルがあっても内閣支持率が高値安定を続けていることから、事態を深刻に受け取っていないようである。5月3日の改憲メッセージの発表で、長期政権の持続と憲法改正に向けた積極的な攻勢を始めた。しかし、法の支配や議会政治が崩落していく中で憲法論議だけが先に進む状態は、日本が立憲民主主義国から脱落することの前兆だと思う。

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