北大サステナビリティ・ウイーク
G8大学サミット・集中シンポ開催 (2008/06/07)
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地球守る英知 道都に結集
地球が悲鳴を上げている。深刻化する温暖化、食糧と水の危機…。人類はこうした地球規模の難題を克服できるのか。この社会を持続させるため、私たちに何ができるのか−。人類全体に投げかけられている、この大きな問いかけに、北海道大(佐伯浩学長)が知の総力を傾けて挑もうとしている。 地球環境と気候変動を主テーマとする北海道洞爺湖サミット(七月七−九日)に合わせ、北大は「持続可能な社会の実現(サステナビリティ)」をテーマに掲げ、二つの学術行事を札幌市内で開く。国内の十三大学とともに六月二十九日−七月一日に開催する「G8(主要八カ国)大学サミット」と、北大独自に六月二十三日−七月十一日にシンポジウムや講演会を集中開催する「サステナビリティ・ウイーク」だ。 G8大学サミットは、世界の主要大学の学長らが一堂に会する世界初の試みとなる。ケンブリッジ(英国)やエール(米国)、モスクワ(ロシア)、パリ・ソルボンヌ(フランス)など、G8各国の代表的な大学と、急速な発展を遂げつつある中国やインドなどの主要大学の計三十七大学が参加して、「地球規模での持続可能な社会づくりと大学の役割」をテーマに議論を交わす。 持続可能な社会実現のための新しい国際研究ネットワーク構築と、その人材育成のあり方を協議し、「札幌サステナビリティ宣言」を採択して各国政府に学術界から提言する。 一方、サステナビリティ・ウイークは、世界各国の研究者とともに専門的な議論を深めるほか、北大がこれまでに蓄積してきた「知の資産」に基づいた親しみやすいテーマの講演会などを通し、一般市民と一緒に社会のあり方を考えていく。期間中に札幌入りする国内外の研究者は二千人を超えると予想されている。 美しい地球を、いつまでも残すことができるか−。「未来への一歩」が、北の大地から踏み出されようとしている。 北大サステナビリティ・ウイーク ホームページ http://sw2008.jp <サステナビリティ> 持続可能性のこと。転じて、地球環境を維持する「持続可能な社会の実現」を意味する言葉として使われている。大量の廃棄物を生み出す大量生産・大量消費の経済活動や、化石燃料に依存した社会生活、自然の吸収量を超えた二酸化炭素の排出など、無限に継続するのが不可能な社会を見直す。一方で、経済活動を否定するのではなく、生活様式の変革やクリーンエネルギーの開発などにより、環境を末永く良好な状態に保ちながら、節度ある経済発展を目指す。1987年に国連の「環境と開発に関する世界委員会」がまとめた報告書で、「持続可能な開発」の概念が打ち出され、広く認知されるようになった。
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