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4季目の正直 変われるかレラカムイ
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    <上>ジョーの改革 「自由と情熱」着々浸透 (2010/09/15)

    実戦練習に参加したブライアントHC(右)。196センチの勝又(左)に身ぶりを交えて指導する(中本翔撮影)

     55歳は元気ハツラツだ。今季就任したジョー・ブライアントヘッドコーチ(HC)は練習中、絶えず動き回り、大声で指示を出す。「グッド。もう一本」、「ヘイ、しっかりしろ。もっとアタックだ」とげきを飛ばす。身長207センチの指揮官はとにかく目立つ。実戦形式では自ら参加してシュートを決め、相手のシュートをブロックする。「今でも5分ならプレーできるね」

     息子のコービー(32)=レーカーズ=が米プロバスケットボールNBA屈指のスターなのは有名だが、父親も21歳から8年間、NBAでプレーした。その後、指導者に転じ、2005年から4季、bjリーグの東京アパッチを率いた。

     新HCのキーワードは「自由」と「情熱」だ。練習中、連係プレーなどで問題が起きても指示は出さない。選手同士で自主的に話し合って解決させる。

     昨年まで司令塔役のポイントガードを務めていた桜井は前HCの東野智弥氏と比べて「東野さんは細かく指導していた。正反対です」と驚いた。

     例えばスクリーンプレーやカットインに対する守備のカバーについて、東野前HCが事細かに約束事を決めていたのに対し、ブライアントHCは「選手の感覚、判断を尊重してくれる」(センター勝又)という。

     そして、「情熱」。ブライアントHCは昨季の試合映像を見て、最も足りない部分だと感じた。「おれに任せろという気迫を持ってほしい」と強調する。

     着任から3カ月。チームは着実に変化している。「自由」に戸惑いもあったが、桜井は「少しずつ選手同士で話し合えるようになってきた」と話す。ガードの伊藤も「昨年はリングを見ず、パスを出す相手ばかり探していた。でも、ジョーに『消極的だ』と指摘された。みんな攻めるようになった」と話す。

     「私はバスケを愛している」。負け癖が染みついたチームをジョーの情熱が変えようとしている。(横山清貴)

     バスケットボール男子日本リーグに参入して以来、過去3季とも下位に沈んだレラカムイ北海道。今季はHCが代わり、選手の顔ぶれも入れ替わった。チームの変化を探った。

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