
鈴木氏「感激」の授賞式 道内出身、初の栄誉(2010/12/12)
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【ストックホルム西山由佳子】スウェーデンの首都ストックホルムで12月10日(日本時間11日未明)開かれたノーベル賞授賞式。鈴木章北大名誉教授(80)は他の受賞者らが見つめる中、同国のカール16世グスタフ国王から化学賞のメダルと賞状を贈られた。「感激している」。式後、鈴木さんは率直に喜びを表した。
ノーベル化学賞などの授賞式は10日午後4時半(日本時間11日午前0時半)から、ストックホルム中心部のコンサートホールで行われた。
化学賞の受賞者は鈴木章北大名誉教授、根岸英一・米パデュー大特別教授、米デラウェア大のリチャード・ヘック名誉教授(79)の3人。
鈴木さんと根岸さんは他の受賞者と共にえんび服でステージに登場し、リラックスした表情で着席。賞の選考に当たったノーベル賞委員会の委員が3人の授賞理由となった「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング反応」について紹介し、「農薬や工業製品などに広く活用されている」と賛辞を贈った。
鈴木さんと根岸さんはこの後、それぞれステージの中央へ。スウェーデンのカール16世グスタフ国王からメダルと賞状が贈られると、ファンファーレが鳴り響き、招待客1600人から大きな拍手がわき起こった。
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ノーベル化学賞に
北大名誉教授・鈴木章さん
「若い人 理系に興味を」
本紙インタビュー
「感謝感激」
野依氏と電話対談
「自分の興味を大切に」
母校の苫東生と交流
- 鈴木章(すずき・あきら)さん
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1930年(昭和5年)9月12日、鵡川村(現胆振管内むかわ町)生まれ。60年、北大大学院理学研究科化学専攻博士課程を修了。63年から約2年間、米国パデュー大に留学し、ノーベル化学賞を79年に受賞したハーバート・ブラウン教授(故人)に師事した。73年から94年まで北大工学部教授。同年の退官で北大名誉教授に就任し、2002年まで、岡山理科大や倉敷芸術科学大の教授を務めた。89年に日本化学会賞、04年に日本学士院賞、09年に北海道新聞文化賞。自宅は江別市大麻中町と札幌市北区あいの里にある。80歳。
- 鈴木章さんの略歴
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1930年 胆振管内鵡川町(現むかわ町)で生まれる 60年 北大大学院理学研究科博士課程修了 61年 北大工学部合成化学工学科助教授 63年 米国・パデュー大博士研究員(65年まで) 73年 北大工学部応用化学科教授 88年 英国・ウェールズ大招聘(しょうへい)教授 89年 日本化学会賞受賞 94年 北大を定年退官、北大名誉教授。その後は、岡山理科大、倉敷芸術科学大の教授、米国・パデュー大、台湾中央科学院・台湾国立大の招聘教授を歴任 2004年 有機合成化学特別賞、日本学士院賞受賞 09年 P・カーラーメダル(スイス)受賞、英国化学会名誉会員となる。北海道新聞文化賞受賞 10年 ノーベル化学賞受賞




