函館・大沼・噴火湾ルート<3>

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1日目はあいにくの天気で取材日程もちょっとハード。2日目も気温は低かったものの風はおさまり、気持ちを新たに最初の取材先へ向かいました。
シーニックバイウェイ北海道では、ルートごとに特色あるイベントを行っています。冬のイベントは各ルートで行われていますが、この函館・大沼・噴火湾ルートでは、毎年2月に「シーニックdeナイト」というキャンドルの灯りを使ったイベントを行っています。そこでこれがどのようなイベントなのか、このルートの事務局長でもある「NPO法人スプリングボードユニティ21」理事長の折谷久美子さん(50)に話をお聞きしました。
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「シーニックdeナイトのきっかけは、2004年から始めた函館新道での花植え活動でした。花植えを手伝ってくださっている地元の方たちから『このまま花を抜いてしまうのはもったいないですよね』という意見が出たことがきっかけです」と、折谷さん。
夏時期にきれいに咲いている花を、冬にもなんとか利用できないだろうか、そんな思いから、「押し花にしてキャンドルに入れて多くの人に見てもらおう」と思い立ちました。このイベントは、シーニックバイウェイ北海道の指定ルートとして登録された2006年から始まり、年々規模も内容も拡大しています。
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1年目は12月に開催しました。牛乳パックに水と押し花を入れて、氷のランプシェードを作るという方法を選びました。新道に咲いていた花を押し花にする作業を「函館手工芸の会」の代表で、押し花インストラクターをされている坂下みどりさん(61)が行い、凍らせる前の水の中に押し花を浮かべ、家庭の冷凍庫で製作しました。しかし氷が溶けてしまうこと、外で凍らせることができるほど函館は冬場でも気温が低くならないことなど、多くの課題が残りました。
そこで2年目以降は12月より平均気温の低い2月に開催をずらし、ワックスを使ったランプシェードを作り始めました。ワックスを液状にして牛乳パックに入れて固めるんです。
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ランプシェードは約5000個も必要だそうで、乳製品を加工している会社や、企業、住民など大勢の方から牛乳パックを集め、日程を決めてみんなで作るそうです。初めのころは一人1本作るのがやっとでしたが、手慣れてくると一度に10本以上を雪の上でころがして作ったり、一度にランプシェイドを何個作れるかと競いあって作る新たな楽しみ方もあるようですよ。長く続いているイベントだからこそ楽しみ方にもバリエーションがあるのですね。「五稜郭タワーの1階部分を使ってキャンドル作りを行ったとき、観光客や外国人の旅行客が、珍しそうに見て、手伝ってくれたんです。言葉は通じなくても、牛乳パックをクルクル回す作業なので、簡単に誰でも作れます」と折谷さん。さすが北海道の南の玄関口です。現在はワックス製と氷でできたランブシェードを作っているそうです。
イベントを続けていくと、ノウハウも蓄積できるとか。「去年使ったワックスのランプシェードを金づちで細かくしてから溶かし濾過します」。使った材料をリユースし、経費を節約しながら環境にも配慮しているようです。
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私もワックスのランプシェード作りをさせていただきました。この日は折谷さん、坂下さんを含む4名が集まって作業をしていました。思いのほか簡単でしたよ!
室内の暖かい環境で作っているので、固まるのに時間がかかりましたが、出来上がりはきれいでした。この中にろうそくを入れ、明かりをともすことを想像すると、すごくきれいなんだろうな。去年の12月から行っているキャンドルづくりは、今年の2月に行われる『2010はこだて冬フェスティバル・はこだて「光の小径」』『シーニックdeナイト2010』で使われます。多くの人の協力と、一人一人の手で作られるキャンドルのあかりは、炎のゆれる姿が幻想的で多くの人を感動させるようです。
間もなく函館の各地で手作りの明かりが函館の夜空を美しく彩ります。函館の冬は、幻想的なイベントが続きます!! 近くを通った際はぜひ、心温まるキャンドルの明かりを見てくださいね。
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『2010はこだて冬フェスティバル・はこだて「光の小径」』 TEL (0138)27-3535 2月1日(月)〜4日(木) 午後5時30分〜午後7時30分 元町公園・港が丘通り・南部坂周辺 5日(金) 午後5時〜午後7時 五稜郭公園 6日(土)〜7日(日) 午後4時〜午後7時30分 函館山登山道 |
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『シーニックdeナイト2010』 お問い合わせ 090-1521-8921(担当/山根) 2月1日(月)〜4日(木)函館市地域交流まちづくりセンター 6日(土)南茅部公民館周辺 6日(土)〜7日(日)大沼国定公園 公園広場 (問い合わせ先:大沼国際交流プラザ0138-67-2170) 12日(金)道道本通富岡通り 13日(土)戸井浜町バイパス 13日(土)国道5号函館新道 ホーマック石川店周辺 14日(日)八雲噴火湾パノラマパーク内 (問い合わせ先:八雲さむいべや祭り 教育委員会社会教育係 0137-63-3131) |



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函館から大沼へ向かう国道5号を走ると立派な建物が見えてきました。この昆布館は、昆布が北海道、函館の発展に大きな役割を与えてきたことが学べる施設です。
日本で一番昆布を食べるのが沖縄県の人たちなんて始めて知りました。
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住所 七飯町峠下32-1 電話番号 0138-66-2000 入館料 無料 開館時間 午前9時〜午後5時 (年中無休、年末年始および点検日を除く) |
昔"コンブロード"と呼ばれる海の道を通じて、全国各地に昆布が運ばれていたことなどたくさんのことも学べます。何気なく食べている昆布にこんな歴史があったなんて、昆布を見る目が変わっちゃうな。昆布の販売もしています。昆布を帯状に削り取った高級食材であるおぼろ昆布を作っているところも実際に見学できますよ。
「ミユの寄り道たびノート」 初めての景色 あたたかな出会い VOL.5〜函館・大沼・噴火湾ルート〜 コンテンツ一覧










