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紙吹雪 (2009/11/28)


 「きれいに舞い散らせることができたな」。22日、札幌中心部で2年ぶりに行われた北海道日本ハムの優勝パレード。三越の屋上から紙吹雪を放ったライラック興業の島慶美さん(51)は、胸をなで下ろした。

 島さんが紙吹雪を散布するのは、日本一になった2006年以来。前回はビル風に負けて色紙が舞い戻ってきた。そのため、今回は送風機に最長4メートルのノズルを付けて、紙吹雪が地面に向かって舞うよう装置を改良。同僚と1週間かけて製作した。

 パレードの隊列が駅前通に姿を現した時、3センチ四方の12色の色紙を一斉に送風機に注ぎ入れた。「もう無我夢中でした」。見物のファンが沿道にあふれるビル街を紙吹雪が彩った。

 島さんは1976年、釧路江南高3年の時に1番センターで夏の甲子園に出場。0−5で敗れたが、センター前ヒットを放ったのが一番の思い出だ。対戦相手は巨人の原辰徳監督がいた東海大相模高(神奈川)だった。

 「野球って不思議ですよね」。くしくも同じ日、その原監督も東京で優勝パレードに臨んでいたからだ。「ずっと野球にはかかわり続けたい」。島さんはあらためて思いを強くしている。

(栗田直樹)

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