どうしんウェブ 北海道新聞

北の幸 味わいだより

【札幌】新鮮魚介類 いいとこ取り (2012/01/08)

 札幌市中央卸売市場に隣接する「札幌場外市場」は、メーン通りを挟んで鮮魚や青果、すし店など60店舗余りが軒を連ねる。店頭の商品は、どれも光沢があり新鮮そのもの。安い食材を求める市民や本州、外国からの人たちでにぎわっている。

 海鮮丼が人気の「大漁寿し 若駒」を訪ねた。店長の櫻井(さくらい)慶一さん(39)が笑顔で迎えてくれた。

 まず、出された「海鮮若駒丼」の豪華な盛り付けに、度肝を抜かれる。ニョッキリと丼からはみ出した2本のタラバガニの足は迫力満点。食べやすいように縦に切れ目の入っているのがうれしい。カニのうまさが口の中いっぱいに広がり、無言で一気に食べた。

 そして、今にも跳ねて逃げそうなジャンボサイズのボタンエビは、甘味と清涼感がたまらない。大葉を挟んだ「イカなると巻き」は、淡泊なイカと芳香な大葉とのコンビネーションが絶妙。生ウニは、釧路管内浜中町の養殖バフンウニだという。天然コンブだけで育てたウニは、甘みが濃厚で身の色も美しい。

 また、根室管内野付産のホタテは直径が20センチ以上で、肉厚な貝柱はとてもジューシー。苫小牧産のホッキは、貝のサイズが9センチ以上もあり、身は軟らかくて上品な甘さが際だつ。大きな日高産活ツブは、身がコリコリとして、芳醇(ほうじゅん)な磯の香りが漂う。

 「若駒丼」にはこのほか、ヒラメやマグロなど合計13品が入っている。まさに新鮮魚介類の“いいとこ取り”料理だ。

 同店では、看板のにぎりずしをはじめ、多彩な季節の一品料理、朝食やランチメニューもそろっている。

<メモ>
 「大漁寿し 若駒」は、札幌市中央区北11西21、札幌中央卸売市場・場外市場内。(電)011・644・7722。営業時間は午前7時〜午後9時(ラストオーダー同8時30分)。年中無休。170席(禁煙席なし)。駐車場50台。

北の幸 味わいだより コンテンツ一覧

このページの先頭へ