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活性化へどう取り組む(2010/10/09)

 札幌駅前通地下歩行空間をマチの活性化へどう生かすか、札幌大通まちづくり会社の広川雄一社長と札幌駅前通まちづくり会社の越山元社長に聞いた。


札幌大通まちづくり会社 広川雄一社長

滞留する人を呼び込む

 今の札幌中心部は、「大通」「JR札幌駅」と区別して呼ばれています。しかし、駅前通地下歩行空間ができた後は、そういう区分けはやめて、まとめて都心部と呼んでほしい。一体の同じ仲間でやっていきたいと思っています。

 道内の商業をけん引する札幌駅地区は、直結した建物内に商業施設や映画館、書店といった施設がそろい、訪れた人が長時間過ごせる設備が整っている。大通地区の経済情勢は非常に厳しいが、地下歩行空間によって駅地区に滞留する人が回遊するようになれば、両者が競合するのではなく、都心全体で集客効果が期待できます。

 もちろん、ただハードに頼るだけでなく、大通地区も老朽化したビルを建て替えたり、欠落しているテナントを呼んだりするなど、変化が求められています。一方で、駅前通まちづくり会社と連携し、少しでも多くの集客イベントを仕掛けたいと考えています。

 まず第1弾として、来春の地下歩行空間の完成に合わせたオープニングイベントを一緒に計画中です。セレモニーや記念セールを展開する予定で、駅地区で札幌ステラプレイスなどを運営する札幌駅総合開発にも協力を呼び掛けています。



札幌駅前通まちづくり会社 越山元社長

通路の途中でイベント

 大通とJR札幌駅の間に位置する立場として、両地区をつなぐパイプの役割を意識しています。

 地下歩行空間の1日当たりの利用者は推定で約4万人。大通と札幌駅を回遊する人の流れが生まれるためには、途中で集客イベントなどを仕掛ける必要があります。そのために、駅前通会社として、地下歩行空間の管理・運営を担う指定管理者の募集に、手を挙げるつもりです。

 イベントなどの主な会場は、地下歩行空間にできる三つの「交差点広場」を想定しています。また左右の壁から4メートルまでの空間も広場として使えます。飲食物のワゴン販売などが可能です。店舗のように注文を取りにいくことは禁止ですが、歩行者に自ら買ってもらうことは認められます。休むためのイスやテーブルは、まちづくり会社が用意する計画です。歩行空間に接続されたビル内で飲食物を買ってきてもらうのもいいですね。接続ビルが増えるまでは壁面が連続するので、ストーリー性のある面白い広告ができるかもしれません。駅前通の地上部分も、地下と一体で運用する必要があります。都心部の活性化という目標は同じなので、大通会社とも密に連携したいですね。

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