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観光企画特集=「北のお遍路」って、なに?

(2)「北のお遍路」巡礼ノウハウ

山門から一礼して境内に入ってきたら、水屋で手と口を清める

寺院によって異なるが、お線香やローソクを用意していることもある

お遍路グッズの一部。同行二人(どうぎょうににん)とはお大師様と共に修行するという意味

服装、宗教などにはこだわらない
自分を律する心が大事


 「北海道ヶ所霊場」のお遍路は、冬場の事故を防ぐため期間が5月1日から10月31日までと限定される。四国と同様に「発心の道場」「修行の道場」「菩提(ぼだい)の道場」「涅槃(ねはん)の道場」の4つのエリアに分かれている。一番札所である旭川市の真久寺からはじまり、道北、道東、道南、道央の順に巡り、最後の八十八番札所である札幌市(厚別区)の大照寺で結願(一通りの巡拝を終えること)となる。

 服装に関して眞弘寺副住職の阿部真秀さんは「お遍路用品は、お遍路の状況・交通手段に合わせたものをできる範囲で揃えるので結構です。最低限、輪袈裟、金剛杖、数珠、納経帳、納め札があればいいのではないでしょうか」とアドバイスする。

 また、巡拝者の宗教や宗派は問わないという。「キリスト教徒の方でも全然構いません。ただ、巡拝なので通常の観光スタイルとは気分を変えていただきたいですね。お酒は飲まない、写経をするなど、普段より節制し、自分を律することでよりお遍路の意義があるのではないでしょうか」。


霊場巡拝の仕方

参拝の手順
・霊場寺院では山門で一礼してから境内に入り、水屋で手を洗い口をすすぐ。
・本堂などの所定の場所にて「納め札」「写経」を納める。
・お灯明、お線香、お賽銭をあげる。
・読経する(自分の宗派のお経でよい)。
・「ご朱印」料300円を納めて、ご本尊様のご朱印をもらう。
・大師堂があれば、そこでも読経する。
・山門を出るときは、本堂に向かって一礼して境内をでる。
※八十八ヶ所すべて参拝した後は、結願の成就として聖地高野山(和歌山県)へお礼参りするとよい。または、近くの菩提寺の札所か、最寄りの札所、一番目に参拝した札所でもよい。

「北海道八十八ヶ所霊場」取り決めごと
・霊場の巡拝期間は、5月1日から10月31日まで
・巡拝時間は午前8時から午後5時まで※各寺の事情があるため、参拝する前に電話で確認するとよい。
・各寺院によって、境内に参拝場所を設けているか、または本堂内でのお参りが可能な場合もあるので、各寺院の定められた礼拝所で参拝する。
・10人以上で参拝する場合は、各札所寺院に連絡すること。
・「ご朱印」料は全札所共通で300円。
・掛軸へのご朱印は対応できないので注意。
・各寺院で定められた決まり(時間・立ち入り禁止場所)を守ること。

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