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「ゆめぴりか」味No.1 期待の品種、道外ブランド米抑える (2009/06/06)

3月に北大で行われた食味試験。7銘柄の中で、ゆめぴりかが総合評価1位となった(北大提供)

「ふっくりんこ」が2番 札幌・東京で食味試験

 今秋、食卓デビューする道産米の新品種「ゆめぴりか」が、3月と5月に札幌と東京の消費者約660人を対象にした食味試験で、「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」など道外のブランド米を抑え、最高の評価を受けた。道南などで作付けされている品種「ふっくりんこ」も2番手となった。試験を行った川村周三北大准教授(食品加工工学)は「道産米が全国でも最高の品質に達していることが裏付けられた」としており、道産米の全国での消費拡大に追い風となりそうだ。

 品種改良などによる道産米の食味向上の成果をみるため、北大とホクレンが共同で食味試験を行った。3月に札幌で324人、5月に東京で335人の一般消費者が参加。ホクレンが道産の高級ブランド米と位置づける「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」と、道外の有名ブランド米「コシヒカリ」「あきたこまち」など、いずれも2008年産の計7銘柄を食べ比べた。

 今回の試験は、道産米の主力品種「ほしのゆめ」を基準として、参加者が食味が良いか悪いかを判断。味が同等なら0点とし、優劣がある場合は最大5点を加減する方式で行った。

 この結果、食味の総合評価で、ゆめぴりかは全出席者平均で0.34点となり、ふっくりんこが0.20点で続いた。

 一方、道外産のブランド米は岩手産ひとめぼれの0.05点が最高。秋田産あきたこまちと茨城、新潟産コシヒカリは基準の「ほしのゆめ」以下の評価となり、道産米の食味向上を裏付けた。

 個別の評価でも、ゆめぴりかが「外観」と「粘り」で、ふっくりんこは「香り」で最高の評価を得た。

 この結果について、川村准教授は「品種改良や貯蔵技術の向上など道内農業界の努力が、全国のブランド米を上回る結果につながった」と分析している。

ゆめぴりか 道立上川農業試験場(上川管内比布町)が開発した新品種で、適度な粘り気と軟らかさを実現したのが特長。今年の全道の作付面積は、道内水田の3%にあたる3千ヘクタール。初年度から道外販売も行う。

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