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<B、C型肝炎> 道内に3拠点病院 治療対策や連携本格化 (2010/08/11)

北大病院に開設された肝疾患相談センターの案内表示

 道内の肝炎治療の中心的役割を担うのが「肝疾患診療連携拠点病院」だ。北大、札幌医大、旭川医大の3施設が指定を受け、北大は肝疾患の情報提供や患者・家族からの相談に応じる肝疾患相談センターを開設し、活動を本格化している。(小塚由記夫)

北大は相談センターを開設

 拠点病院は、どこでも標準的な肝疾患治療を受けられるよう各都道府県の診療ネットワークの中核として厚生労働省が指定。道内では昨年8月に3大学病院が指定された。道内128の専門医療機関などと連携して研修や情報交換を行うほか、相談センターを設置して患者や家族への相談支援も担う。

 北大病院は今年6月に肝疾患相談センターを開設。B型やC型などのウイルス性肝炎や肝硬変、肝がんなどについての患者や家族の疑問や不安などを専用電話で受け付け、医師や看護師が後から返答する。予約すれば直接面接での相談にも応じる。また肝炎治療の公費助成の手続き方法や地域の専門医療機関の紹介などの情報を提供し、講演会なども開く。

 個別の具体的な症状に関する質問は診療にあたるため対象外だが、診察やセカンドオピニオンを希望する人には案内も行う。

 センター長の髭(ひげ)修平第三内科講師によると、北海道はB型ウイルスの感染率が高いのが特徴。「50代以降のB型キャリアーの比率は全国平均の約3倍と高い」と話す。もともと地域差はあるが、道内が高い原因は明らかになっていないという。

 一方で、B型などのウイルス性肝炎は自覚症状が出にくいため、感染していても気づかない人も多く「検診は各市町村で無料で受けられるので、とにかく1度は受けてほしい」と呼びかける。

助成手続き、医療機関紹介も

 髭医師によると、肝炎治療では道の肝炎疾患進行防止対策事業や、4月に国の医療費助成制度が拡充され自己負担限度月額を引き下げるなど公的な支援策も進んでいる。同センターではそうした制度についての情報提供も目的の一つという。

 髭医師は「肝炎対策基本法が施行されるなど、この2、3年で肝疾患に対する施策は進んでいる。検査や治療法も進歩しており、相談センターのことを広く知ってもらい、最新情報の提供や発信をしていきたい」と話している。


 北大肝疾患相談センターの専用電話は(電)011・706・7788(月〜金曜日の午前9時〜午後5時)。希望者には火曜日の午後3〜5時および木曜日の午前9時〜午後5時に無料で面接にも応じる(予約が必要)。

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