どうしんウェブ 北海道新聞

グルメ企画特集=道産の新そばを産地で味わう。

(2)意外に知られていないが、生産量は全国でもトップクラス。 江丹別そば

「そばの里江丹別」で、新そばの味、香りを楽しむなら、まずはシンプルにざるそば(600円)をオーダーするのがおすすめ

店内ではそばを用いた特産品を販売。乾麺や生そば、そばつゆのほか「そばかりんとう」など種類も豊富だ

緑の看板が目印。平日には「手打ちそば体験」(2,100円)も行っている。(1〜3名まで・要予約)

国内で一番の寒暖差が生み出す
通好みのそばブランド


 「北海道内でそばの名産地といえば、幌加内、新得、鹿追をまず頭に思い浮かべる人が多いと思います。意外に知られていないのが旭川の江丹別そば。おいしいそばを栽培する条件として気候の寒暖差があげられますが、江丹別は特にその条件に当てはまる気候風土なんです」と語る赤松さん。

 江丹別地区は旭川市街地から西北に25kmほど離れた山間地の盆地にあるため、国内でもっとも寒暖の差がはげしい場所といわれている。江丹別そばは甘味、香りともに優れているのだが、発売当初は地元でも知られておらず、むしろ東京や福岡など道外からの評価が高かった。現在では、ラーメンに次ぐ旭川名物として、知名度向上に力を入れているようだ。

濃いめのそばつゆが太めの麺に合う
新そばは「もり」か「ざる」で楽しみたい


 「そばの里江丹別」は、江丹別地区内のそば生産者で設立した組織「江丹別そば生産振興会」が運営するそば屋。隣にあるそば製粉工場のひき立てのそば粉を打つため、風味も香りも損なわないのが自慢だ。新そばの時期は、味、香りを最大限に満喫するためにも、やはりシンプルな「もり」(550円)か「ざる」(600円)がおすすめ。「そばが少し太めなので、そばつゆは少し濃いめでかつおをきかせてあります」(江丹別そば生産振興会の永井恵さん)。

 お土産コーナーでは、生そば、そば茶のほか、そば粉、つなぎ粉、打ち粉なども販売。特にそば粉は、石臼ひきのほか、玄そばを製粉する工程によって分類される1〜3番粉まで用意しているので、そば打ちが趣味の人にとっては必見だ。

●そばの里江丹別
【住所】旭川市江丹別町中央
【TEL】0166-73-2117
【営業時間】11:00〜18:00(11月から3月は〜17:00)
【定休日】木曜
【HP】なし

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