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道新小学生新聞フムフム

夢いっぱい創作の森/通信員リポート/ニュース教室 (2007/11/17)

道立近代美術館(どうりつきんだいびじゅつかん)で「夢(ゆめ)のなる森(もり)」を見(み)る子(こ)どもたち

Kinpro(キンプロ)さん《手前左(てまえひだり)から2人目(め)》といっしょに黄色(きいろ)い雲(くも)に作品(さくひん)をつるす澄川西小(すみかわにししょう)の子(こ)どもたち《道立近代美術館(どうりつきんだいびじゅつかん)提供(ていきょう)》

中央小(ちゅうおうしょう)の子(こ)どもは、みんなで作(つく)った森(もり)の動物(どうぶつ)やこん虫(ちゅう)を見(み)て声(こえ)をあげた

「わたしが作(つく)った作品(さくひん)はこれだよ」と指(ゆび)をさす三角山小(さんかくやましょう)の子(こ)

 札幌(さっぽろ)の小学生(しょうがくせい)が力(ちから)をあわせて作(つく)った立体作品(りったいさくひん)「夢(ゆめ)のなる森(もり)」が、札幌(さっぽろ)の道立近代美術館(どうりつきんだいびじゅつかん)(中央区(ちゅうおうく)北(きた)1西(にし)17)に展示(てんじ)されています。大(おお)きな作品(さくひん)の一部分(ぶぶん)を、手分(てわ)けして作(つく)っているので、できあがった作品(さくひん)を見(み)るのは初(はじ)めて。ドキドキ、ビックリ…どんな声(こえ)が聞(き)けるかな?《文(ぶん)・古家昌伸(こいえまさのぶ)、写真(しゃしん)・玉田順一(たまだじゅんいち)》

札幌の小学生が立体作品作り 道立近代美術館

 十三日午後(ごご)、札幌市(さっぽろし)の中央小学校(ちゅうおうしょうがっこう)と三角山小学校(さんかくやましょうがっこう)の一年生(せい)が道立近代美術館(どうりつきんだいびじゅつかん)にやってきました。

 二つの学校(がっこう)は、「夢(ゆめ)のなる森(もり)」の一部分(ぶぶん)をそれぞれ作(つく)ったことをきっかけに、相手(あいて)の小学校(しょうがっこう)の子(こ)どもたちに手紙(てがみ)を書(か)きました。この日(ひ)は「手紙(てがみ)をくれてありがとう」とあいさつしてから、展示室(てんじしつ)に入(はい)りました。

 ここで開(ひら)かれている展(てん)らん会(かい)「ボーン・イン・ホッカイドウ」では、北海道(ほっかいどう)で生(う)まれた美術家(びじゅつか)のおにいさんやおねえさんの作品(さくひん)をしょうかいしています。その展示室(てんじしつ)の一つに、子(こ)どもたちの作品がかざられています。

 「あっ、ぼくのがあった!」「わたしのもある!」。みんな自分(じぶん)が創作(そうさく)したものを見(み)つけて大(おお)よろこびです。

動物、葉っぱ…色紙に思い思い

 「夢(ゆめ)のなる森(もり)」は、中央小(ちゅうおうしょう)と三角山小(さんかくやましょう)の一年生(せい)と澄川西小(すみかわにししょう)の四年生(せい)が、札幌(さっぽろ)に住(す)むイラストレーターのKinpro(キンプロ)さんこと、新矢千里(しんやちさと)さんといっしょに作(つく)りました。

 黄色(きいろ)い雲(くも)と、赤(あか)・青(あお)・黒(くろ)の森(もり)の木(き)は、学校(がっこう)の先生(せんせい)たちと近代美術館(きんだいびじゅつかん)の学芸員(がくげいいん)さんが先(さき)に作(つく)っておいてくれました。

 澄川西小(すみかわにししょう)の子(こ)は、動物(どうぶつ)やこん虫(ちゅう)、葉(は)っぱなど森(もり)にいるもの、あるものを色紙(いろがみ)で作(つく)り、黄色(きいろ)い雲(くも)につるしてもらいました。中央小(ちゅうおうしょう)の子(こ)たちは、森(もり)に住(す)む「夢(ゆめ)をかなえてくれる動物(どうぶつ)」を作(つく)りました。三角山小(さんかくやましょう)の子(こ)たちは、森(もり)にある「ユメの実(み)」を作(つく)りました。

 どの学校(がっこう)にも、まずKinpro(キンプロ)さんがおとずれて「夢(ゆめ)のなる森(もり)」とはどんな森(もり)なのか、みんなで話(はな)し合(あ)ってみました。澄川西小(すみかわにししょう)では「思(おも)ったことがかなう森(もり)」「みんながなかよくなれる森(もり)」などを思(おも)いうかべました。それぞれの学校(がっこう)で、少(すこ)しずつちがうイメージの森(もり)を想(そう)ぞうしたようです。

 中央小(ちゅうおうしょう)一年の木川裕太郎君(きかわゆうたろうくん)は「お花屋(はなや)さんになれる犬(いぬ)」を考(かんが)え出(だ)しました。犬(いぬ)が手(て)に持(も)っているのは、お花(はな)のまほうのつえです。三角山小(さんかくやましょう)一年の土屋明日香(つちやあすか)ちゃんは、七色(いろ)の木(き)の実(み)をかきました。「むらさきはブドウ、赤(あか)はイチゴで、いろいろな味(あじ)がする」そうです。

 おなじ展示室(てんじしつ)には、二条小(にじょうしょう)三年生(せい)と、伏見小(ふしみしょう)四年生(せい)の作品(さくひん)もかざられています。こちらは、近代美術館(きんだいびじゅつかん)がたいせつに保管(ほかん)している美術作品(びじゅつさくひん)を見(み)せてもらい、それをまねて、伏見小(ふしみしょう)は「かけじく」を作(つく)り、二条小(にじょうしょう)は「ちゅうしょう画(が)」をかいてみました。

 自分(じぶん)で作(つく)ってみると、美術家(びじゅつか)がどうしてこんな形(かたち)や色(いろ)の作品(さくひん)を作(つく)ったのかが、少(すこ)しわかるような気(き)がしますね。


 展(てん)らん会(かい)「ボーン・イン・ホッカイドウ」は、来年(らいねん)一月二十四日までひらかれ、「夢(ゆめ)のなる森(もり)」もこの間(かん)、ずっと展示(てんじ)されています。二条小(にじょうしょう)と伏見小(ふしみしょう)の作品(さくひん)は十二月九日までかざられ、同(どう)十一日からは、おなじように円山小(まるやましょう)と柏中(かしわちゅう)、啓明中(けいめいちゅう)のみんなが作(つく)った作品(さくひん)にかわります。ほかの学校(がっこう)の作品(さくひん)や、美術家(びじゅつか)のおにいさんやおねえさんの作品(さくひん)も見(み)にきてね。

 道立近代美術館(どうりつきんだいびじゅつかん)(電)011・644・6881



<通信員リポート> 来月のそば打ち楽しみ

野下也実(のしたなりみ)《釧路管内弟子屈町(くしろかんないてしかがちょう)・和琴小(わことしょう)5年》

 6月に先生(せんせい)と親子(おやこ)数人(すうにん)でそばの種(たね)まきをしました。

 そば打(う)ちはしたことはありますが、そばの種(たね)からまいたのは、初(はじ)めてでした。とてもどきどきしました。手(て)に持(も)った種(たね)を畑(はたけ)に均一(きんいつ)にまくのは大変(たいへん)でした。

 9月には、そばかりをしました。雑草(ざっそう)がたくさんはえていたので、よけながらそばだけをかりました。

 12月には、そばの実(み)を工場(こうじょう)で粉(こな)にしてもらって、そば打(う)ちをする予定(よてい)です。

 去年(きょねん)、そば打(う)ちをしたときにはうどんみたいに、少(すこ)し太(ふと)くなってしまったけれど、今年(ことし)は細(ほそ)く切(き)りたいです。自分(じぶん)で打(う)ったそばはめちゃめちゃおいしかったので、今年(ことし)も楽(たの)しみです。



<ニュース教室> 民主党代表の辞意撤回 大人の社会 不思議

 民主党(みんしゅとう)の小沢一郎代表(おざわいちろうだいひょう)が四日、「代表(だいひょう)を辞(や)める」と言(い)いました。おどろいた民主党(みんしゅとう)の人(ひと)たちが「辞(や)めては困(こま)る」と強(つよ)く言(い)ったところ、三日後(ご)の記者会見(きしゃかいけん)では、辞(や)めることを、やめる、つまり「辞意(じい)」を撤回(てっかい)しました。

 小沢(おざわ)さんは、福田康夫首相(ふくだやすおしゅしょう)との会談(かいだん)で、自民党(じみんとう)と一緒(いっしょ)に政治(せいじ)を運営(うんえい)する連立政権(れんりつせいけん)を組(く)まないかと言(い)われたそうです。民主党(みんしゅとう)の役員(やくいん)たちに伝(つた)えたところ強(つよ)く反対(はんたい)されました。

 反対(はんたい)というのは、自分(じぶん)を代表(だいひょう)と認(みと)めないということか、と小沢(おざわ)さんはおこりました。それで「辞(や)める」と言(い)い出(だ)したようです。

 民主党(みんしゅとう)は、さきの参議院議員(さんぎいんぎいん)の選挙(せんきょ)で「自民党(じみんとう)の政治(せいじ)はだめだ」とうったえて大勝利(だいしょうり)を得(え)ました。次(つぎ)の衆議院議員選挙(しゅうぎいんぎいんせんきょ)でも自民党(じみんとう)を破(やぶ)って、民主党(みんしゅとう)の政権(せいけん)をつくろうとうったえていました。

 自民党(じみんとう)と一緒(いっしょ)に政治(せいじ)をしてもいいという小沢(おざわ)さんの姿勢(しせい)に、参議院選挙(さんぎいんせんきょ)で民主党(みんしゅとう)に投票(とうひょう)した有権者(ゆうけんしゃ)の中(なか)にも、裏切(うらぎ)られたと思(おも)った人(ひと)がたくさんいたでしょう。

 福田(ふくだ)さんの前(まえ)の首相(しゅしょう)である安倍晋三(あべしんぞう)さんも、国会(こっかい)で政治(せいじ)の進(すす)め方(かた)を説明(せつめい)したすぐ後(あと)に辞任(じにん)し、無責任(むせきにん)だと強(つよ)く批判(ひはん)されました。

 今回(こんかい)、小沢(おざわ)さんは反対(はんたい)されて「やーめた」、でも説得(せっとく)されて「続(つづ)けます」ということです。もし、児童会(じどうかい)の会長(かいちょう)だったら大変(たいへん)ですね。大人(おとな)の社会(しゃかい)には不思議(ふしぎ)なことがけっこうあります。

《編集委員(へんしゅういいん) 成谷利彰(なりやとしあき)》

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