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道新小学生新聞フムフム

見て体験して 鉄道はかせ さいたま市に国内最大級博物館/通信員リポート/ニュース教室 (2007/11/10)

<まるで機関庫>
35両(りょう)が並(なら)ぶ「ヒストリーゾーン」。中央(ちゅうおう)がC(シー)57形式(けいしき)蒸気機関車(じょうききかんしゃ)

<車内でいかが>
上野駅(うえのえき)のホームでは、昔(むかし)のスタイルで本物(ほんもの)の駅弁(えきべん)を売(う)っていたよ

<楽しく学ぶ>
鉄道(てつどう)のしくみが分(わ)かる「ラーニングゾーン」。重(おも)い箱(はこ)を引(ひ)っ張(ぱ)ると…

<はく力十分>
本当(ほんとう)に電車(でんしゃ)を動(うご)かしている気分(きぶん)にひたれる運転(うんてん)シミュレーター

 みんな「鉄道博物館(てつどうはくぶつかん)」って知(し)ってる? JR東日本(ジェイアールひがしにほん)が10月14日にさいたま市(し)に開館(かいかん)した、国内最大級(こくないさいだいきゅう)の鉄道(てつどう)の歩(あゆ)みやしくみがまるごと分(わ)かる博物館(はくぶつかん)だよ。子(こ)どもも大人(おとな)も楽(たの)しめるんだ。案内(あんない)するね。《文(ぶん)・岩本進(いわもとすすむ)、写真(しゃしん)・加藤哲朗(かとうてつろう)》

本物35両 駅も再現

 「すごい!」。館内(かんない)ですぐ目(め)に飛(と)びこんできたのは、本物(ほんもの)の車両(しゃりょう)が並(なら)ぶ「ヒストリーゾーン」だった。明治(めいじ)の蒸気機関車(じょうききかんしゃ)から昭和(しょうわ)の新幹線(しんかんせん)まで、時代(じだい)を代表(だいひょう)する車両(しゃりょう)ばかり三十五両(りょう)もあるんだって。

 中央(ちゅうおう)のターンテーブルにはC(シー)57形式(けいしき)蒸気機関車(じょうききかんしゃ)があった。「大(おお)きくてかっこいいな」と四年生(せい)の村田陸君(むらたりくくん)(9つ)=神奈川県厚木市(かながわけんあつぎし)=。この135号機(ごうき)は一九七五年、岩見沢(いわみざわ)−室蘭間(むろらんかん)で国鉄最後(こくてつさいご)のSL旅客列車(エスエルりょかくれっしゃ)を引(ひ)っ張(ぱ)った機関車(きかんしゃ)で、車体横(しゃたいよこ)には当時(とうじ)の岩見沢第(いわみざわだい)一機関区(きかんく)を示(しめ)す「岩(いわ)」の字(じ)がしっかり残(のこ)っていたよ。

 このゾーンは各車両(かくしゃりょう)が走(はし)った時代(じだい)の光景(こうけい)も再現(さいげん)しているんだ。ボンネットがある485系(けい)特急型電車(とっきゅうがたでんしゃ)は、東京(とうきょう)の「北(きた)の玄関口(げんかんぐち)」と呼(よ)ばれた、昭和(しょうわ)四十年代(だい)の上野駅(うえのえき)のホームに止(と)まっている姿(すがた)だった。

 「駅弁(えきべん)はいかがですか」。ホームでお姉(ねえ)さんが、お弁当(べんとう)を売(う)っていた。本物(ほんもの)のお弁当(べんとう)だよ。この車内(しゃない)だけは飲食(いんしょく)が許(ゆる)されているんだって。特急(とっきゅう)の座席(ざせき)に並(なら)んで駅弁(えきべん)をほおばっていた長谷部守(はせべまもる)さん(71)、ひとみさん(67)夫妻(ふさい)=埼玉県川口市(さいたまけんかわぐちし)=は「汽車(きしゃ)の旅(たび)って、昔(むかし)はうれしくてわくわくしたもんだ」と話(はな)していたよ。

 一方(いっぽう)、鉄道(てつどう)のしくみや技術(ぎじゅつ)を知(し)ることができるのが「ラーニングゾーン」だ。「ものを楽(らく)に運(はこ)ぶ工夫(くふう)はなに?」というコーナーでは、同(おな)じ重(おも)さの四種類(しゅるい)の箱(はこ)を引(ひ)っ張(ぱ)ってみて、一度(いちど)にたくさん運(はこ)べる鉄道(てつどう)の原点(げんてん)を体験(たいけん)できるんだ。箱(はこ)だけだとびくともしないのに、レールにのせて鉄(てつ)の車輪(しゃりん)をつけた箱(はこ)は簡単(かんたん)に動(うご)くんだ。「これが一番楽(いちばんらく)だね」と、体験(たいけん)した子(こ)が教(おし)えてくれたよ。

山手線、新幹線の「運転」も

 実際(じっさい)の電車(でんしゃ)や券売機(けんばいき)で車(しゃ)しょうや駅員(えきいん)の仕事(しごと)も体験(たいけん)できるよ。本物(ほんもの)そっくりの運転台(うんてんだい)を操作(そうさ)して運転士気分(うんてんしきぶん)が味(あじ)わえるシミュレーターも人気(にんき)があるようだ。山手線(やまのてせん)や新幹線(しんかんせん)などの四台(だい)は並(なら)んで順番(じゅんばん)を待(ま)てば無料(むりょう)で運転体験(うんてんたいけん)ができるんだ。

 もうひとつ。博物館(はくぶつかん)の西側(にしがわ)は東北(とうほく)・上越新幹線(じょうえつしんかんせん)が、東側(ひがしがわ)にはJR高崎線(ジェイアールたかさきせん)が通(とお)っていて、館内(かんない)から走(はし)る姿(すがた)が間近(まぢか)で見(み)られるのもうれしいな。三階(がい)のビューデッキは、高(こう)か上(じょう)の新幹線(しんかんせん)がなんと目(め)の前(まえ)を走(はし)り抜(ぬ)けて、はく力満点(りょくまんてん)だ。

 五年生(せい)の久保田紘行君(くぼたひろゆきくん)(11)と二年生(せい)の尚行君(なおゆきくん)(8つ)=川崎市(かわさきし)=の兄弟(きょうだい)は「楽(たの)しかった、また来(き)たい」と感想(かんそう)を話(はな)してくれた。同館(どうかん)の広報担当(こうほうたんとう)、五島剛(ごとうごう)さん(40)は「北海道(ほっかいどう)のみなさんも、機会(きかい)があればぜひ足(あし)を運(はこ)んでください」と呼(よ)びかけているよ。


■ところ さいたま市大宮区大成町(しおおみやくおおなりちょう)3の47
■アクセス JR大宮駅(ジェイアールおおみやえき)から埼玉新都市交通(さいたましんとしこうつう)ニューシャトルで1つめの「鉄道博物館駅(てつどうはくぶつかんえき)」下車(げしゃ)、歩(ある)いて1分(ぷん)
■開館時間(かいかんじかん) 午前(ごぜん)10時(じ)−午後(ごご)6時(じ)《入館(にゅうかん)は5時半(じはん)まで》
■休館日(きゅうかんび) 12月28日まで無休(むきゅう)。その後(ご)は毎週火曜日(まいしゅうかようび)と年末年始(ねんまつねんし)(12月29日−1月2日)
■入館料(にゅうかんりょう) 一(いっ)ぱん1000円(えん)、小中高生(しょうちゅうこうせい)500円(えん)、幼児(ようじ)《3さい以上(いじょう)》200円(えん)
■問(と)い合(あ)わせ先(さき) (電)048・651・0088《代表(だいひょう)》



<通信員リポート> バスケで「全国」目指したい

河野朱夏(かわのあやか)《帯広(おびひろ)・大空小(おおぞらしょう)5年》

 わたしは1年から、バスケットボール少年団(しょうねんだん)に入(はい)っています。ポジションはセンターで、ゴール下(した)でリバウンドやシュートをします。シンプルなポジションだけどすごく難(むずか)しくて、相手(あいて)に負(ま)けないようにオフェンスの時(とき)も、体当(たいあ)たりで向(む)かい、シュートをしなければなりません。

 この間(あいだ)、北見(きたみ)にえんせいに行(い)きました。背(せ)の高(たか)い人(ひと)がいっぱいいましたが、わたしたちのチームは全勝(ぜんしょう)しました。11日から始(はじ)まる大会(たいかい)では、全道(ぜんどう)や全国大会(ぜんこくたいかい)に行(い)けるので、それに出(で)るためがんばって、練習(れんしゅう)しています。

 これからも自分(じぶん)の力(ちから)を今以上(いまいじょう)に出(だ)し、チームのために練習(れんしゅう)して、勝(か)っていきたいです。



<ニュース教室> 10月の新車販売台数 28カ月ぶり前年上回る

 ふだん自動車(じどうしゃ)に乗(の)ることは多(おお)いですか。

 日本自動車販売協会連合会(にほんじどうしゃはんばいきょうかいれんごうかい)(自販連(じはんれん))が一日に発表(はっぴょう)した全国(ぜんこく)の十月の新車販売台数(しんしゃはんばいだいすう)(軽自動車(けいじどうしゃ)を除(のぞ)く)は約(やく)二十六万九千二百台(だい)と、前(まえ)の年(とし)の十月に比(くら)べ2・0%増(ふ)えました。

 前年(ぜんねん)の同(おな)じ月(つき)を上回(うわまわ)ったのは二十八カ月(げつ)ぶりといいますから、本当(ほんとう)に久(ひさ)しぶりです。自動車(じどうしゃ)メーカーの関係者(かんけいしゃ)もほっとしているかもしれません。

 会社別(かいしゃべつ)ではトヨタ自動車(じどうしゃ)が全体(ぜんたい)の51・6%と初(はじ)めて半数(はんすう)をこえました。自販連(じはんれん)は「各社(かくしゃ)が新車(しんしゃ)を投入(とうにゅう)してきた効果(こうか)がようやく出(で)た」と、この勢(いきお)いが続(つづ)くことを期待(きたい)しています。

 ただ、一−十月の合計(ごうけい)では昨年(さくねん)の販売台数(はんばいだいすう)を下回(したまわ)ったままです。最近(さいきん)は若者(わかもの)の車(くるま)ばなれ傾向(けいこう)がいわれています。原油高(げんゆだか)によるガソリン価格(かかく)の上昇(じょうしょう)も激(はげ)しいものがあります。

 いかに安(やす)い費用(ひよう)で車(くるま)を走(はし)らせるかは大(おお)きな関心事(かんしんじ)ですね。燃費(ねんぴ)のいい、つまり同(おな)じ距離(きょり)を走(はし)ってもガソリンが少(すく)なくてすむ軽乗用車(けいじょうようしゃ)も目立(めだ)ちます。

 十月の軽自動車(けいじどうしゃ)の販売台数(はんばいだいすう)は前年(ぜんねん)の十月より減(へ)りましたが、年間(ねんかん)では昨年(さくねん)に続(つづ)き過去(かこ)二番目(ばんめ)になるとの見方(みかた)もあります。

 資源(しげん)、環境(かんきょう)…と、ドライブで移(うつ)りゆく景色(けしき)をながめながら、車(くるま)と社会(しゃかい)とのいろいろなつながりも考(かんが)えていきましょう。

《編集委員(へんしゅういいん) 田村俊雄(たむらとしお)》

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