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全国で有名に おいしいぞ!旭川ラーメン/通信員リポート/ニュース教室 (2007/09/29)

旭川(あさひかわ)ラーメンの元祖(がんそ)の一つ、「蜂屋(はちや)」のラーメン。「めんをゆでるのは秒単位(びょうたんい)の勝負(しょうぶ)」と加藤社長(かとうしゃちょう)

「藤原製麺(ふじわらせいめん)」の工場(こうじょう)。季節(きせつ)や天候(てんこう)で水分(すいぶん)の割合(わりあい)を変(か)えながらめんを作(つく)るんだって

人気(にんき)ラーメン店(てん)8店(てん)が並(なら)ぶ「あさひかわラーメン村(むら)」。お昼(ひる)には観光客(かんこうきゃく)で大混雑(だいこんざつ)だ

 みんな、ラーメンは大好(だいす)きだよね。北海道(ほっかいどう)では札幌(さっぽろ)のみそラーメンが有名(ゆうめい)だけど、ほかにも特(とく)ちょうのあるラーメンがあります。その一つが、ここ十年ほどで全国(ぜんこく)でも有名(ゆうめい)になった旭川(あさひかわ)ラーメン。そのみ力(りょく)をしょうかいします。《文(ぶん)・原田隆幸(はらだたかゆき)、写真(しゃしん)・岩崎勝(いわさきまさる)》

地元オススメ しょうゆ味

 「旭川(あさひかわ)ラーメンの特(とく)ちょうは大(おお)きく言(い)って二つ。一つはスープがしょうゆ味(あじ)のとんこつ(ぶたの骨(ほね))ベースで、ダシに魚(さかな)を使(つか)っていること。もう一つは、縮(ちぢ)れためんで加水率(かすいりつ)(水分(すいぶん)の比率(ひりつ))が低(ひく)いことです」

 旭川(あさひかわ)ラーメンのファン約(やく)二百人(にん)でつくった「旭川(あさひかわ)ラーメンバーズ」というグループの伊藤友一会長(いとうゆういちかいちょう)がそう教(おし)えてくれました。旭川市内(あさひかわしない)には二百をこすラーメン店(てん)がありますが、そのほとんどがしょうゆ味(あじ)をオススメにしているそうです。

 旭川市内(あさひかわしない)で最(もっと)も古(ふる)くから続(つづ)くラーメン店(てん)で、旭川(あさひかわ)ラーメンの元祖(がんそ)の一つと言(い)われるのが「蜂屋(はちや)」というお店(みせ)です。一九四七年に開店(かいてん)し、今年(ことし)で六十周(しゅう)年。旭川(あさひかわ)ラーメンが有名(ゆうめい)になった最近(さいきん)は、夏休(なつやす)みのお客(きゃく)さんの半分以上(はんぶんいじょう)が遠(とお)くから来(き)た観光客(かんこうきゃく)だと言(い)います。

魚の干物でダシ/水分少ないめん

 スープはとんこつとアジのに干(ぼ)しなどを四時間(じかん)、じっくりにこみます。二代目(だいめ)社長(しゃちょう)の加藤直純(かとうなおずみ)さんのお父(とう)さんが考(かんが)え、その味(あじ)をずっと守(まも)ってきたそうです。ぶたと魚(さかな)という取(と)り合(あ)わせは当時(とうじ)はめずらしく、「旭川周辺(あさひかわしゅうへん)では昔(むかし)から養(よう)とんが盛(さか)んでした。ぶたのくさみを消(け)すために、海(うみ)のない内陸部(ないりくぶ)なので魚(さかな)の干物(ひもの)を使(つか)ったのでは?」と加藤(かとう)さん。なぜしょうゆ味(あじ)にしたのかは分(わ)からないそうですが、日本醤油工業(にほんしょうゆこうぎょう)など、旭川(あさひかわ)でしょうゆ製造(せいぞう)が盛(さか)んだったことで、しょうゆ味(あじ)が多(おお)くなったと言(い)う人(ひと)もいます。

 スープとともに旭川(あさひかわ)ラーメン最大(さいだい)の特(とく)ちょうが、水分(すいぶん)の少(すく)ない縮(ちぢ)れためん。季節(きせつ)にもよりますが、札幌(さっぽろ)ラーメンの加水率(かすいりつ)が35%ぐらいなのに対(たい)し、旭川(あさひかわ)の多(おお)くが25%ぐらいです。

 「水分(すいぶん)が少(すく)ないので、めんがスープを吸収(きゅうしゅう)しやすい。めんと一(いっ)しょにスープが口(くち)に入(はい)るのがみ力(りょく)」と市内(しない)でめんを作(つく)っている藤原製麺(ふじわらせいめん)の畑山雅人工場長(はたやままさひとこうじょうちょう)。ラーメンバーズの伊藤会長(いとうかいちょう)は「あっさり味(あじ)の旭川(あさひかわ)ラーメンにはスープとよくからむこのめんがぴったり」と話(はな)してくれました。

 長(なが)い伝統(でんとう)を持(も)つ旭川(あさひかわ)ラーメンですが、最近(さいきん)は新(あら)たな取(と)り組(く)みも進(すす)んでいます。その一つが、北海道産(ほっかいどうさん)の小麦(こむぎ)を使(つか)っためん。外国産(がいこくさん)に比(くら)べて道産小麦(どうさんこむぎ)は価格(かかく)が三割(わり)ほど高(たか)いことや、ねばりけが少(すく)なく歯応(はごた)えが出(で)にくいため、使(つか)っている店(みせ)はあまり多(おお)くないようです。

 でも、旭川市内(あさひかわしない)のラーメン店(てん)三十店(てん)以上(いじょう)でつくる「ラーメンの会(かい)旭川(あさひかわ)」(浦野勉会長(うらのつとむかいちょう))は今年(ことし)八月(がつ)、「旭川(あさひかわ)の特(とく)ちょうを出(だ)したラーメンを食(た)べてもらおう」と旭川(あさひかわ)の夏(なつ)まつりで、道内産(どうないさん)の小麦(こむぎ)を使(つか)ったラーメンを出(だ)しました。来(き)てくれた人(ひと)にアンケートしたところ、「つるつるしておいしかった」と好評(こうひょう)だったそうです。

 札幌(さっぽろ)や旭川(あさひかわ)のほかにも道内(どうない)には函館(はこだて)や釧路(くしろ)など、地域(ちいき)の特色(とくしょく)を生(い)かしたラーメンがたくさんあります。みんなも近(ちか)くのラーメン屋(や)さんを回(まわ)って、「私(わたし)のマチ」の味(あじ)を探(さが)してみてはどうかな。



<通信員リポート> フルートの音色が大好き

山本由佳(やまもとゆか)《札幌市(さっぽろし)・東札幌小(ひがしさっぽろしょう)6年》

 わたしの学校(がっこう)には4年生(せい)から入団(にゅうだん)できる「メロディ」という合奏団(がっそうだん)があります。私(わたし)は入団(にゅうだん)して3年目(め)になり、今年(ことし)の団員数(だんいんすう)は63人(にん)です。

 わたしの担当(たんとう)する楽器(がっき)はフルートです。音(おと)が出(で)るまでは大変(たいへん)だったけど、今(いま)ではやさしい音色(ねいろ)が大好(だいす)きです。

 主(おも)な活動(かつどう)は全校朝会(ぜんこうちょうかい)の入退場曲演奏(にゅうたいじょうきょくえんそう)と、札幌(さっぽろ)で行(おこな)われる技能(ぎのう)フェスティバルと親子(おやこ)ふれあいコンサートの出演(しゅつえん)です。

 ふ通(つう)は週(しゅう)に2回(かい)、朝練(あされん)があります、出演(しゅつえん)の1週間前(しゅうかんまえ)は毎日(まいにち)します。今後(こんご)は最後(さいご)の3月のスプリングコンサートと卒団式(そつだんしき)に向(む)けて課題曲(かだいきょく)、学年曲(がくねんきょく)をより良(よ)い演奏(えんそう)にするため、日々(ひび)練習(れんしゅう)をがんばり続(つづ)けたいと思(おも)います。



<ニュース教室> 基準地価 人気で値段の差開く

 国土交通省(こくどこうつうしょう)が十九日に発表(はっぴょう)した都道府県地価(とどうふけんちか)(基準地価(きじゅんちか))によると、商業地(しょうぎょうち)は十六年ぶりに前(まえ)の年(とし)より高(たか)くなりました。また住宅地(じゅうたくち)も四年続(つづ)けて値下(ねさ)がりの幅(はば)が小(ちい)さくなりました。

 基準地価(きじゅんちか)は、都道府県(とどうふけん)が調査(ちょうさ)する、多(おお)くの基準地点(きじゅんちてん)の、毎年(まいとし)七月一日現在(げんざい)の土地(とち)の値段(ねだん)です。土地(とち)は、例(たと)えば住宅地(じゅうたくち)の場合(ばあい)、通勤(つうきん)や買(か)い物(もの)に便利(べんり)、学校(がっこう)が近(ちか)い、安全(あんぜん)だなどの場合(ばあい)、値上(ねあ)がりし、この逆(ぎゃく)だと値下(ねさ)がりすることが多(おお)いのです。

 今回発表(こんかいはっぴょう)された基準地価(きじゅんちか)では、人気(にんき)がある土地(とち)と、ない土地(とち)の、値段(ねだん)の差(さ)が開(ひら)きました。何年(なんねん)も前(まえ)に同(おな)じく千万円(えん)だった土地(とち)が今回(こんかい)、千百万円(えん)と見積(みつ)もられた所(ところ)と、七百万円(えん)と見積(みつ)もられた所(ところ)があるかもしれません。土地(とち)を売(う)ったり買(か)ったりする人(ひと)には、地価(ちか)は大問題(だいもんだい)です。

 でも、今(いま)の場所(ばしょ)に住(す)み続(つづ)けようとする人(ひと)にとって地価(ちか)は一番重要(いちばんじゅうよう)な問題(もんだい)でしょうか。土地(とち)は、野菜(やさい)や魚(さかな)のような生鮮食品(せいせんしょくひん)とは少(すこ)し違(ちが)うのです。値段(ねだん)よりも、仲(なか)のよいご近所(きんじょ)や近(ちか)くの友達(ともだち)、山(やま)や林(はやし)など自然環境(しぜんかんきょう)の方(ほう)が大切(たいせつ)かもしれません。

 それに、土地(とち)の値段(ねだん)が上(あ)がると土地(とち)にかかる固定資産税(こていしさんぜい)という税金(ぜいきん)も上(あ)がります。税金(ぜいきん)が払(はら)えず、苦(くる)しい毎日(まいにち)が続(つづ)くというのも、ちょっと変(へん)ですね。

 短(みじか)い間(あいだ)に土地(とち)の値段(ねだん)が極端(きょくたん)に上下(じょうげ)しないよう、国(くに)の政治(せいじ)こそが大切(たいせつ)だという声(こえ)も根強(ねづよ)くあるのです。

《編集委員(へんしゅういいん) 成谷利彰(なりやとしあき)》

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