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食べ物屋さん 体験したよ 室蘭で1日限りのレストラン/通信員リポート/ニュース教室 (2007/09/08)

「お待(ま)たせしました」。注文(ちゅうもん)の品(しな)をまちがえないようにお客(きゃく)さんに運(はこ)びます

「いらっしゃいませ。おいしいですよ」。注文(ちゅうもん)してもらえるよう売(う)りこみます

下(した)ごしらえから仕上(しあ)げまで子供(こども)たちでやりました

1日だけのレストランでしたが、大勢(おおぜい)のお客(きゃく)さんでにぎわいました

 みんなは大人(おとな)になったら何(なに)になりたいですか。プロ野球(やきゅう)選手(せんしゅ)、警察官(けいさつかん)、ようち園(えん)や学校(がっこう)の先生(せんせい)など、いろいろな職業(しょくぎょう)があるよね。中(なか)でも人気(にんき)の「食(た)べ物(もの)屋(や)さん」を体験(たいけん)するもよおしがこのほど行(おこな)われ、室蘭(むろらん)と登別(のぼりべつ)から七十三人(にん)の小学(しょうがく)六年生(せい)が一日限(かぎ)りのレストランを開(ひら)きました。お客(きゃく)さんはたくさんきたのかな。《文(ぶん)・須藤幸恵(すどうゆきえ)、写真(しゃしん)・加賀昌雄(かがまさお)》

利益目標決め経営を勉強

 もよおしは室蘭信用金庫(むろらんしんようきんこ)の創立(そうりつ)九十周年(しゅうねん)記念事業(きねんじぎょう)の一つとして室蘭市内(むろらんしない)で行(おこな)われました。

 レストランをオープンさせるには、何(なに)をいくらでどのくらい売(う)るのかなど売(う)り上(あ)げや利益(りえき)(もうけ)などの計画(けいかく)が必要(ひつよう)です。お店(みせ)は「利益(りえき)」がなければつぶれてしまいます。利益(りえき)を出(だ)すには、仕入(しい)れ値(ね)より高(たか)い値段(ねだん)でものを売(う)らなければなりません。材料(ざいりょう)を安(やす)く仕入(しい)れて高(たか)い値段(ねだん)で売(う)れば利益(りえき)はたくさん出(で)ますが、高(たか)すぎると買(か)ってもらえないかもしれません。

 また、売(う)り上(あ)げがすべて「利益(りえき)」になるわけではありません。材料費(ざいりょうひ)や働(はたら)く人(ひと)の給料(きゅうりょう)、宣伝費(せんでんひ)も必要(ひつよう)となってきます。売(う)り上(あ)げから、こうした必要(ひつよう)なお金(かね)を引(ひ)いた残(のこ)りが利益(りえき)となります。

 参加者(さんかしゃ)は七月(しちがつ)上(じょう)じゅんに集(あつ)まってこうした経営(けいえい)の仕組(しく)みを勉強(べんきょう)し、売(う)り上(あ)げや利益(りえき)の目標(もくひょう)などを決(き)めました。

 メニューも自分(じぶん)たちで考(かんが)えました。八グループに分(わ)かれて、ピザや中華(ちゅうか)まんなど気軽(きがる)に食(た)べられる料理(りょうり)のほかに、クロソイやシカ肉(にく)を使(つか)ったコース料理(りょうり)も用意(ようい)しました。八月上(じょう)じゅんには調理実習(ちょうりじっしゅう)もしました。オープンの前日(ぜんじつ)はとまりこみで下(した)ごしらえをして、当日(とうじつ)をむかえました。

調理、接客も担当

 オープンは午前(ごぜん)十一時(じ)。会場(かいじょう)の室蘭岳山麓総合公園(むろらんだけさんろくそうごうこうえん)のしゅくはく研修(けんしゅう)しせつの体育館(たいいくかん)には、次々(つぎつぎ)とお客(きゃく)さんがやってきました。

 「いらっしゃいませ。おいしい料理(りょうり)がありますよ」。接客担当(せっきゃくたんとう)の人(ひと)は、注文(ちゅうもん)してもらおうと大声(おおごえ)を上(あ)げています。

 調理担当(ちょうりたんとう)の人(ひと)もいそがしくなりました。登別(のぼりべつ)・幌別小(ほろべつしょう)の本間千智(ほんまちさと)さん(12)と清水真悠(しみずまゆ)さん(11)はピザとパスタの担当(たんとう)です。下(した)ごしらえをするときに、大(おお)きなフライパンでずっと具(ぐ)をいためたのでうでが痛(いた)くなったそうですが、本間(ほんま)さんは「将来(しょうらい)は料理(りょうり)に関係(かんけい)のある仕事(しごと)をしたいのでがんばります」とピザを焼(や)いていました。

「お金の仕組みわかった」

 正午(しょうご)すぎには、売(う)り切(き)れるメニューも出(で)てきました。浴衣姿(ゆかたすがた)で接客(せっきゃく)をしていた室蘭(むろらん)・白鳥台小(はくちょうだいしょう)の伊藤彩夏(いとうあやか)さん(12)は「売(う)れるとうれしい。利益(りえき)をどうやって出(だ)すかなどお金(かね)の仕組(しく)みがわかって勉強(べんきょう)になった」と話(はな)していました。

 閉店(へいてん)までに四百二十人(にん)ものお客(きゃく)さんが来(き)てくれました。気(き)になる利益(りえき)はというと、八グループ合(あ)わせて九万八十七円(えん)。売(う)り上(あ)げより支出(ししゅつ)が多(おお)い「赤字(あかじ)」になるグループは一つもありませんでした。

 もよおしを考(かんが)えた室蘭信用金庫(むろらんしんようきんこ)の仮(かり)アトムさんは「利益(りえき)の多(おお)いグループは接客(せっきゃく)の人(ひと)が積極的(せっきょくてき)にチラシを配(くば)ったりと、チームワークがよかったようです」とほめていました。



<通信員リポート> 水泳の練習 進級したい

佐藤望(さとうのぞみ)《北広島市(きたひろしまし)・西(にし)の里(さと)小(しょう)5年》

 私(わたし)は1年生(せい)のころから水泳(すいえい)を習(なら)っています。17級(きゅう)から始(はじ)まり、5年目(め)でやっと6級(きゅう)に合格(ごうかく)しました。最初(さいしょ)に予想(よそう)していたよりもきびしい練習(れんしゅう)でした。

 最初(さいしょ)は50メートルなど短(みじか)いきょりから始(はじ)まりますが、100メートル、200メートルを3本などと長(なが)くなりました。

 特(とく)に200メートル個人(こじん)メドレーは大変(たいへん)でした。バタフライ、背泳(せおよ)ぎ、平泳(ひらおよ)ぎ、クロールの順番(じゅんばん)で泳(およ)ぎますが、私(わたし)の一番(いちばん)苦手(にがて)なバタフライが最初(さいしょ)にあるからです。個人(こじん)メドレーの練習(れんしゅう)では、1500メートルも泳(およ)ぐこともありました。

 練習(れんしゅう)はつらいけど、乗(の)りこえるのも楽(たの)しみの一つです。これからもどんどん進級(しんきゅう)していきたいです。




<ニュース教室> 国内最高気温 74年ぶり塗り替え

 もうれつな暑(あつ)さが続(つづ)いた日本列島(にっぽんれっとう)でこの夏(なつ)、国内最高気温(こくないさいこうきおん)の記録(きろく)が七十四年ぶりに塗(ぬ)り替(か)えられました。

 列島(れっとう)がうだるような暑(あつ)さに見舞(みま)われた八月十六日午後(ごご)、岐阜県(ぎふけん)多治見市(たじみし)と埼玉県(さいたまけん)熊谷市(くまがやし)で、それぞれ気温(きおん)四○・九度(ど)を観測(かんそく)しました。これまでの記録(きろく)は、一九三三年(昭和(しょうわ)八年)に山形市(やまがたし)で観測(かんそく)された四○・八度(ど)でした。

 十六日は全国各地(ぜんこくかくち)で観測(かんそく)を始(はじ)めて以来(いらい)の最高気温(さいこうきおん)を記録(きろく)。あまりの暑(あつ)さで、家(いえ)の中(なか)にいたお年寄(としよ)りが熱中症(ねっちゅうしょう)で死亡(しぼう)するなど、悲(かな)しい事故(じこ)が相次(あいつ)ぎました。

 日本(にっぽん)の自然現象(しぜんげんしょう)をいつも観測(かんそく)している気象庁(きしょうちょう)(東京(とうきょう))によると、この、すごい暑(あつ)さは南米(なんべい)ペルー沖(おき)の海面温度(かいめんおんど)が低下(ていか)するラニーニャ現象(げんしょう)が大(おお)きく関係(かんけい)しているそうです。地球規模(ちきゅうきぼ)の自然(しぜん)のできごとが、歴史的(れきしてき)暑(あつ)さにつながっているんだね。

 暑(あつ)さ日本一(にっぽんいち)の記録(きろく)を“やぶられた”山形(やまがた)の市役所(しやくしょ)に電話(でんわ)をしたところ「残念(ざんねん)です」の返事(へんじ)。市(し)のパンフレットや本(ほん)に書(か)いてある「日本一(にっぽんいち)」をけずるそうです。

 ところで、気象庁(きしょうちょう)はこの夏(なつ)から最高気温(さいこうきおん)が二五度(ど)以上(いじょう)の「夏日(なつび)」、三○度(ど)以上(いじょう)の「真夏日(まなつび)」の上(うえ)に三五度(ど)以上(いじょう)の「猛暑日(もうしょび)」をつくりました。「寒(さむ)い夏(なつ)」で知(し)られる苫小牧市(とまこまいし)では八月十五日、観測開始以来(かんそくかいしいらい)最高(さいこう)の三五・五度(ど)を記録(きろく)。市民(しみん)は初(はじ)めて体験(たいけん)する「猛暑日(もうしょび)」に汗(あせ)だくでした。

《編集委員(へんしゅういいん) 小野初雄(おのはつお)》

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