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サイトつくる会社を見てきたよ 絵や文字工夫し携帯電話を楽しく/通信員だより/ニュースなるほど! (2011/04/16)

コンピューターを使って待ち受け画像(がぞう)をえがく方法を聞く通信員

大きな画面を二つ使って進められるウェブデザイナーの仕事ものぞいたよ

動く絵本「おばけのマールとまるやまどうぶつえん」が入ったiPadを操作(そうさ)してみたよ

 携帯(けいたい)電話を使って、いろいろな物事を調べたり、新聞のようにニュースを読むことができるのは知っているかな。札幌(さっぽろ)市内の「メディア・マジック」《里見英樹(さとみえいき)社長》という会社では、文字や絵などを盛(も)りこんでさまざまなお知らせを伝(つた)える「携帯サイト」をつくっています。4月からフムフム通信員となった2人が、コンピューターを使って働(はたら)く人たちのようすを取材(しゅざい)したよ。《文・弓場敬夫(ゆみばたかお)、写真・中本翔(なかもとしょう)》

3分野に分かれコンピューター操作

 札幌市中央区内にある会社を訪(おとず)れた通信員は、札幌・平岡公園(ひらおかこうえん)小6年の背戸郁弥君(せとふみやくん)(11)と札幌・北九条(きたくじょう)小4年の渋谷茜音(しぶやあかね)さん(9)。メディア・マジックの長瀬恵里子(ながせえりこ)さんと柴田統子(しばたのりこ)さんが出迎(でむか)えてくれました。

 ビル2階にある広い部屋に「暗証(あんしょう)番号キー」の付いたドアをくぐって入ると、50人ほどが働いていました。多くは20〜30代の人で、それぞれ一つから二つ、多い人は三つの大型モニターを見ながら、キーボードやマウスを使って、コンピューターを操作(そうさ)していました。

 柴田さんは「コンピューターグラフィックスをえがく『CGデザイナー』と、携帯サイトにどのような画面を配置するかなどを考えてつくる『ウェブデザイナー』、画面の切りかえなどがきちんと動く仕組みを考えてつくる『プログラマー』の三つの分野に分かれ作業しています」と教えてくれました。どの分野もみんな英語から来た名前が付いているね。

 携帯電話のボタンをおす前に画面に出ている「待ち受け画像(がぞう)」をつくっているCGデザイナー南有希(みなみゆき)さんは「コンピューターで絵をえがくために、ペンとノートに似(に)た道具『ペンタブレット』という装置(そうち)を使ったり、『スキャナー』で元のまんがを読みこむ方法があります」と説明してくれました。

3日がかりの画像も

 画像1枚(まい)を仕上げるには、早ければ2、3時間ほどで済(す)むそうですが、大きな画像だと2、3日もかかるそうです。ウェブデザイナーとプログラマーの人たちは、文字や数字、記号が並(なら)んだ画面を見ながら、コンピューターを操作していました。

 メディア・マジックでは携帯サイトのほかに、画面にタッチして本を読んだり、動画を楽しめる「iPad(アイパッド)」向けに、「電子絵本」として「おばけのマールとまるやまどうぶつえん」もつくっています。

 絵本と同じきれいな絵とともに、文章を読む声が聞こえます。背戸君と渋谷さんは画面の一部にふれて、絵の中の星が流れたり、音が出たりする仕組みがあることを学びました。

 多くの人が使っている携帯電話やiPadなどを、より楽しく使えるように働く人たちを見て、背戸君は「まんがのデザインもやっていて楽しそう」、渋谷さんは「こんなふうに『待ち受け画像』がつくられていることを知って面白かった。自分でもやってみたい」とふり返りました。



<通信員だより>学校に水車 きなこ作りも

遠藤麻衣(えんどうまい)《札幌市(さっぽろし)・旭小(あさひしょう)5年》

 私(わたし)の学校には、とてもめずらしい物があります。それは水車です。

 私たちが収穫(しゅうかく)した大豆を水車の動力ですりつぶし、きなこを作ったこともありました。

 きなこは、こうばしいにおいがしました。おもちといっしょに食べると、とてもおいしかったです。

 水車の水は、アメンボやタニシがいる池まで流れます。そして、池の水は、再(ふたた)び水車にもどります。この水のじゅんかんには、太陽光で発電された電力も使われています。

 毎年5月ごろには水車が回りだすので、今年も楽しみにしています。去年の春に3代目の新しい水車ができたばかりなので、大切にしていきたいです。



<ニュースなるほど!>計画停電 電気不足の心配 地域決めストップ

 いま、わたしたちの生活は電気によって成り立っていると言っても、言いすぎではありません。

 照明はもちろん、テレビも冷蔵庫(れいぞうこ)もエアコンも電子レンジも電気で動いています。外に出れば、電車、信号機、エレベーターやエスカレーターもそうです。

 電気を使う新しい機械が次々に作り出され、くらしをゆたかにしてきました。電気を使う量もふえ続けてきました。

 電気が止まると、交通も生産もストップするので、電力会社は停電が起きないように努力してきました。

 ところが今回、関東地方に電気を送っている東京電力は、1日のうちの何時間か、地域(ちいき)を決めて電気を止める計画停電を行いました。なぜ、そんなことになったのでしょうか。

 電力会社から送る電気の量を、その瞬間(しゅんかん)に使われているすべての電気の量が上回ると、広い地域で停電が起きます。そういう大停電をふせぐため、あらかじめ場所を決めて電気を流さないようにするのが計画停電です。

 電気不足の心配が出てきた理由は、福島第1原発の事故(じこ)です。日本には原発が54もあり、発電量の約30%をしめています。福島原発の事故で「ほかの原発はだいじょうぶか」と不安が広がり、かんたんに動かせなくなっているのです。

 電気にたよる生活や、事故が起きると空気や水や土をよごす原発を考え直す必要があります。

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