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道新小学生新聞フムフム

スノーボード 楽しんで上達/通信員リポート/ニュース教室 (2010/12/25)

スノーボードに転(てん)とうはつきもの。起(お)き上(あ)がる練習(れんしゅう)も欠(か)かせません

レッスンの合間(あいま)に雪合戦(ゆきがっせん)。仲間(なかま)と雪(ゆき)を楽(たの)しむことも上達(じょうたつ)への近道(ちかみち)

 スノーボードをしたことがありますか? みなさんの中(なか)には、上手(じょうず)な人(ひと)もいるかもしれませんね。けれども、初(はじ)めて挑戦(ちょうせん)するときは、スキーより難(むずか)しく感(かん)じるものなんだそう。どうしたら、早(はや)く、カッコよくすべれるようになるのかな。後志管内赤井川村(しりべしかんないあかいがわむら)のスキー場(じょう)「キロロスノーワールド」でスノーボード教室(きょうしつ)に参加(さんか)し、楽(たの)しく上達(じょうたつ)するコツを教(おし)えてもらいました。《文(ぶん)・元井麻里子(もといまりこ)、写真(しゃしん)・藤井泰生(ふじいやすお)》

転んで立って こわさ乗りこえ

 スキー場(じょう)を訪(たず)ねたのは、フムフム通信員(つうしんいん)の菅原啓太君(すがわらけいたくん)=小樽(おたる)・忍路中央小(おしょろちゅうおうしょう)6年=と山中夕奈(やまなかゆな)さん=小樽(おたる)・朝里小(あさりしょう)6年=、松浦萌子(まつうらもえこ)さん=小樽(おたる)・若竹小(わかたけしょう)6年=、それに萌子(もえこ)さんの弟(おとうと)の松浦慎太郎君(まつうらしんたろうくん)=小樽(おたる)・若竹小(わかたけしょう)5年=。この日(ひ)、萌子(もえこ)さんは体調(たいちょう)の都合(つごう)でスノーボードはやらず、みんなの様子(ようす)を見学(けんがく)することになったので、代(か)わりに慎太郎君(しんたろうくん)が参加(さんか)してくれました。

 キロロには、12歳(さい)以下(いか)の子供(こども)たちにスキーやスノーボードを教(おし)える「アニーキッズスキーアカデミー」という教室(きょうしつ)があります。スノーボード担当(たんとう)は、「オビ先生(せんせい)」こと大日方昌英(おびなたまさひで)さん(39)。スノーボード歴(れき)20年のベテランで、優(やさ)しくて面白(おもしろ)いと人気(にんき)のインストラクターです。

 1枚(まい)の板(いた)に両足(りょうあし)で乗(の)るスノーボードは、2本(ほん)足(あし)のスキーより不安定(ふあんてい)。でも、オビ先生(せんせい)は「スノーボードは自転車(じてんしゃ)と同(おな)じで、少(すこ)し上達(じょうたつ)してスピードが出(で)たほうが安定(あんてい)します。最初(さいしょ)はふらついてこわいけど、そこを乗(の)りこえると楽(たの)しいよ」と教(おし)えてくれました。

 まずは、ゲレンデでスノーボードの基本姿勢(きほんしせい)を練習(れんしゅう)。サッカーボールをけるときと反対(はんたい)の足(あし)《全員(ぜんいん)左足(ひだりあし)》を前(まえ)にして、体(からだ)は横向(よこむ)きのまま、顔(かお)だけ前(まえ)を向(む)きます。スピードが出(で)て、こわさからこしが引(ひ)けるのは悪(わる)い体勢(たいせい)です。

 ボード用(よう)のくつをはき、片足(かたあし)だけ板(いた)を付(つ)けて歩(ある)いたり、真(ま)っすぐすべってみたりします。「くつはやわらかくてそのままだと歩(ある)きやすいけど、板(いた)に片足(かたあし)だけ固定(こてい)して歩(ある)くのは難(むずか)しい」と松浦慎太郎君(まつうらしんたろうくん)。

 次(つぎ)に両足(りょうあし)を板(いた)に固定(こてい)します。真(ま)っすぐにすべるときは、板(いた)に足(あし)の裏全体(うらぜんたい)をべたっと付(つ)ける感(かん)じにするのがコツ。体重(たいじゅう)がつま先(さき)やかかとに急(きゅう)にかたむくと、ボードのふちのエッジと呼(よ)ばれる金属(きんぞく)の部分(ぶぶん)が雪(ゆき)につきささってしまい、あっという間(ま)に転(ころ)んでしまいます。菅原君(すがわらくん)は「両足(りょうあし)を固定(こてい)した方(ほう)が、片足(かたあし)だけよりも安定(あんてい)します。でも転(ころ)んだ後(あと)は、立(た)つのが大変(たいへん)」と言(い)いました。

 何度(なんど)も転(ころ)びながら、何(なん)とか真(ま)っすぐすべれるようになった3人(にん)は昼食後(ちゅうしょくご)、ターンの練習(れんしゅう)へ。今度(こんど)は少(すこ)しずつ体重(たいじゅう)をかかとやつま先(さき)に移動(いどう)して、すべりながら左右(さゆう)に曲(ま)がります。オビ先生(せんせい)のかっこいいお手本(てほん)に見(み)とれながら練習(れんしゅう)あるのみ−。

 最後(さいご)は2人乗(の)りリフトにも挑戦(ちょうせん)し、となりの人(ひと)とぶつからずターンして降(お)りることもできるように。オビ先生(せんせい)も「みんな初(はじ)めてなのに上達(じょうたつ)したね」とほめてくれました。

 スキーレーシングチームに所属(しょぞく)する山中(やまなか)さんは初(はじ)めてのスノーボードで「心配(しんぱい)だった」そうですが、「すべるうちにコツをつかみました」。見学(けんがく)した松浦萌子(まつうらもえこ)さんも「みんなだんだん上手(じょうず)になってきて、見(み)ている私(わたし)もうれしかった」と話(はな)してくれました。

 レッスンの合間(あいま)には雪合戦(ゆきがっせん)をするなど、すっかり仲良(なかよ)くなった通信員(つうしんいん)たち。「またスノーボードやろう」と笑顔(えがお)でスキー場(じょう)を後(あと)にしました。


 アニーキッズスキーアカデミー《3〜12歳(さい)》は1日6400円(えん)。ランチ500円(えん)。無休(むきゅう)。問(と)い合(あ)わせは(電)0135・34・7128へ。



<通信員リポート> ゲームよりけん玉に夢中

吉田壱平(よしだいっぺい) 釧路市(くしろし)・湖畔小(こはんしょう)5年

 今(いま)、小学生(しょうがくせい)の間(あいだ)では電子(でんし)ゲームがはやっていて、昔(むかし)のおもちゃに目(め)を向(む)ける人(ひと)が少(すく)なくなる中(なか)、ぼくのクラスではけん玉(だま)が大流行(だいりゅうこう)です。

 きっかけは、クラスメートの1人が教室(きょうしつ)にけん玉(だま)を持(も)ってきたこと。ぼくはけん玉(だま)に挑戦(ちょうせん)させてもらい、気(き)が付(つ)くと、休(やす)み時間(じかん)が終(お)わってしまうほど夢中(むちゅう)になっていました。数日後(すうじつご)、家(いえ)でほこりをかぶっていたけん玉(だま)を大半(たいはん)の児童(じどう)が持(も)ちより、休(やす)み時間(じかん)に遊(あそ)ぶようになりました。

 「灯台(とうだい)」「ふりけん」「世界一周(せかいいっしゅう)」「もしもし、かめよ」。遊(あそ)び方(かた)は父(ちち)の子供時代(こどもじだい)と同(おな)じです。楽(たの)しい遊(あそ)びは、忘(わす)れ去(さ)られずに残(のこ)っていくと思(おも)います。



<ニュース教室> クニマス発見 絶めつ種、70年ぶりに

 絶(ぜつ)めつのおそれのある野生生物(やせいせいぶつ)をのせた環境省(かんきょうしょう)のレッドリストで絶(ぜつ)めつ種(しゅ)に指定(してい)されている淡水魚(たんすいぎょ)「クニマス」が、約(やく)70年ぶりに、山梨県(やまなしけん)の西湖(さいこ)で発見(はっけん)されました。絶(ぜつ)めつ種(しゅ)の魚(さかな)の発見(はっけん)は初(はじ)めてです。

 クニマスは体長(たいちょう)30センチほど。秋田県(あきたけん)の田沢湖(たざわこ)にだけ生息(せいそく)していましたが、1940年《昭和(しょうわ)15年》ごろ、発電所建設(はつでんしょけんせつ)にともない、強酸性(きょうさんせい)の水(みず)を田沢湖(たざわこ)に入(い)れたため死(し)めつしたとされます。35年に西湖(さいこ)などに卵(たまご)が運(はこ)ばれた記録(きろく)があり、これがはんしょくをくり返(かえ)したようです。西湖(さいこ)は深(ふか)い所(ところ)で70メートル以上(いじょう)。日本一(にっぽんいち)深(ふか)い田沢湖(たざわこ)の423メートルにはおよびませんが、深(ふか)くて透明度(とうめいど)が高(たか)い点(てん)で田沢湖(たざわこ)に似(に)ています。

 今回(こんかい)は、魚(さかな)に関(かん)する知識(ちしき)が豊富(ほうふ)なことで知(し)られるタレントで東京海洋大学客員准教授(とうきょうかいようだいがくきゃくいんじゅんきょうじゅ)の「さかなクン」が京都大学(きょうとだいがく)の中坊徹次教授(なかぼうてつじきょうじゅ)にクニマスのイラストをたのまれ、よく似(に)た西湖(さいこ)の黒(くろ)いヒメマスを取(と)り寄(よ)せたところ、クニマスと見(み)られる魚(さかな)が交(ま)じっており、中坊教授(なかぼうきょうじゅ)が調(しら)べた結果(けっか)、クニマスであることが分(わ)かりました。

 クニマスは、つりの漫画(まんが)でも取(と)り上(あ)げられた“まぼろしの魚(さかな)”。いったん死(し)めつしてしまったとされる魚(さかな)が、子供(こども)がお年寄(としよ)りになってしまうような長(なが)い年月(ねんげつ)を経(へ)て見(み)つかるなんて、命(いのち)ってすごいですね。田沢湖(たざわこ)に帰(かえ)そうという動(うご)きも出(で)ているようです。

《編集委員(へんしゅういいん) 小林聡(こばやしさとし)》

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