どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

道新小学生新聞フムフム

読み聞かせ 本って楽しいね 「キャラバン」札幌の小学校に/通信員リポート/ニュース教室 (2010/12/11)

「この先(さき)、どうなるのかな?」−。大型絵本(おおがたえほん)の読(よ)み聞(き)かせに集中(しゅうちゅう)する石山南小(いしやまみなみしょう)の1、2年生(せい)

絵本(えほん)を仲良(なかよ)く読(よ)む子供(こども)たち

ユーモアたっぷりの物語(ものがたり)に思(おも)わず笑(わら)う姿(すがた)も

 もうすぐ冬休(ふゆやす)みに入(はい)るので、じっくり本(ほん)を読(よ)めるチャンスです。本(ほん)の世界(せかい)に入(はい)り、想像(そうぞう)のつばさを広(ひろ)げてみると、時(とき)には腹(はら)をかかえて笑(わら)ったり、思(おも)わずなみだがこぼれたりすることも。本(ほん)の楽(たの)しさを子供(こども)たちに知(し)ってもらおうと、ベテランの読(よ)み手(て)による「読(よ)み聞(き)かせキャラバン」《北海道新聞社(ほっかいどうしんぶんしゃ)主(しゅ)さい》が11月中(ちゅう)じゅんから12月中(ちゅう)じゅんまで、札幌市内(さっぽろしない)の小学校(しょうがっこう)計(けい)9校(こう)を回(まわ)っており、その取(と)り組(く)みをしょうかいします。また、読書(どくしょ)の感動(かんどう)を絵(え)や文章(ぶんしょう)でまとめるコンクールもあるので、応(おう)ぼしてみませんか。《文(ぶん)・鬼頭良幸(きとうよしゆき)、写真(しゃしん)・中川明紀(なかがわあきのり)》

担当した石川さん「新たな世界が広がる」

 ゴリラの女(おんな)の子(こ)りらちゃんに弟(おとうと)のごるちゃんが誕生(たんじょう)し、きょうだいで楽(たの)しく散歩(さんぽ)に出(で)かける「ゴリラのごるちゃん」《ポプラ社(しゃ)》。読(よ)み手(て)が絵本(えほん)のページを読(よ)み進(すす)めると、きょうだいの無(む)じゃ気(き)な行動(こうどう)に対(たい)して、教室(きょうしつ)は何度(なんど)も笑(わら)いに包(つつ)まれました。

 キャラバンが最初(さいしょ)に訪問(ほうもん)したのは、札幌市南区(さっぽろしみなみく)の石山南小(いしやまみなみしょう)。札幌(さっぽろ)の読(よ)み聞(き)かせグループ「絵本(えほん)の玉手箱(たまてばこ)」のメンバーが、小学(しょうがく)1、2年生(せい)の約(やく)70人(にん)に6冊(さつ)の本(ほん)をしょうかいしました。

 このうち「ひみつのばしょ」《PHP研究所(ピーエイチピーけんきゅうしょ)》は、主人公(しゅじんこう)のさやちゃんが公園(こうえん)で木(き)のしげみに入(はい)り、その場所(ばしょ)が気(き)に入(い)ってパーティーすることを夢見(ゆめみ)る物語(ものがたり)。あら筋(すじ)だけがしょうかいされました。2年生(せい)の斉藤(さいとう)あかねさんは「どんなパーティーになるか、気(き)になる。読(よ)んでみたい」と興味(きょうみ)しんしんでした。

 また、石山南小(いしやまみなみしょう)の子供(こども)たちには本好(ほんず)きが多(おお)く、斉藤(さいとう)さんの同級生(どうきゅうせい)の新谷佑夏(あらやゆうか)さんは「週(しゅう)に2、3回(かい)は図書館(としょかん)に行(い)く。いろんな物語(ものがたり)が読(よ)みたい」、宮崎(みやざき)あゆみさんも「読(よ)み聞(き)かせで気(き)に入(い)った本(ほん)があったので、冬休(ふゆやす)みにぜひ読(よ)みたい」と意欲的(いよくてき)です。

 読(よ)み聞(き)かせを担当(たんとう)した「絵本(えほん)の玉手箱(たまてばこ)」の石川智枝(いしかわともえ)さんは、「絵本(えほん)を読(よ)むと、新(あら)たな世界(せかい)が広(ひろ)がります。同(おな)じ本(ほん)でもほかの人(ひと)に読(よ)んでもらうと、自分(じぶん)で読(よ)むのとは印象(いんしょう)が変(か)わります。子供(こども)が大(おお)きくなっても、ご両親(りょうしん)には読(よ)み聞(き)かせをできる限(かぎ)り続(つづ)けてもらいたいです」と呼(よ)びかけました。

 「ゴリラのごるちゃん」や「ひみつのばしょ」は、感想文(かんそうぶん)コンクール「絵(え)と文(ぶん)による冬休(ふゆやす)み読書大賞(どくしょたいしょう)」《北海道学校図書館協会(ほっかいどうがっこうとしょかんきょうかい)、北海道新聞社(ほっかいどうしんぶんしゃ)主(しゅ)さい》の小学校低学年(しょうがっこうていがくねん)の推(すい)せん図書(としょ)。石川(いしかわ)さんらキャラバンメンバーは、「子供(こども)たちが多(おお)くの本(ほん)を読(よ)んで、コンクールにたくさん応(おう)ぼしてくれればなあ」と期待(きたい)しています。

【読書の感動 絵や文に】コンクール 応募して

 第(だい)31回(かい)絵(え)と文(ぶん)による冬休(ふゆやす)み読書大賞(どくしょたいしょう)は、「絵(え)と文(ぶん)」と「絵(え)ハガキ」の2部門(ぶもん)があります。推(すい)せん図書(としょ)を読(よ)んで、「絵(え)と文(ぶん)」部門(ぶもん)は、本(ほん)を読(よ)んで感(かん)じたことを四(よ)つ切(ぎ)りの画用紙(がようし)に絵(え)を、400字(じ)づめ原(げん)こう用紙(ようし)1枚(まい)に感想文(かんそうぶん)を、「絵(え)ハガキ」部門(ぶもん)は、読書(どくしょ)の感動(かんどう)をだれかにあてて、絵(え)と文(ぶん)で伝(つた)えるスタイルでそれぞれ書(か)いてください。推(すい)せん図書(としょ)は、同(どう)コンクールのホームページhttp://www.aurora-net.or.jp/doshin/event/etobun/でも確認(かくにん)できます。作品(さくひん)は1月28日までに、〒060・8711 札幌市中央区大通西(さっぽろしちゅうおうくおおどおりにし)3の6、道新文化事業社(どうしんぶんかじぎょうしゃ)「絵(え)と文(ぶん)による冬休(ふゆやす)み読書大賞(どくしょたいしょう)」係(かかり)に郵送(ゆうそう)するか、北海道新聞(ほっかいどうしんぶん)の各支社(かくししゃ)に持参(じさん)してください。問(と)い合(あ)わせは同事業社(どうじぎょうしゃ)(電)011・210・5735へ《平日(へいじつ)午前(ごぜん)9時(じ)半(はん)〜午後(ごご)5時(じ)半(はん)。ただし、年末年始(ねんまつねんし)の12月29日〜1月3日は休(やす)みです》。



<通信員リポート> 里谷さんのサイン 一生の宝物

山中夕奈(やまなかゆな)《小樽市(おたるし)・朝里小(あさりしょう)6年》

 私(わたし)は幼稚園(ようちえん)からスキーを始(はじ)め、小学(しょうがく)1年生(せい)からレーシングチームに所属(しょぞく)しています。アルペン大会(たいかい)では優勝(ゆうしょう)したこともあります。

 また、モーグルにも興味(きょうみ)を持(も)つようになり、今年(ことし)4月には長野五輪(ながのごりん)金(きん)メダリストの里谷多英(さとやたえ)さんのすべりを間近(まぢか)で見(み)る機会(きかい)があり、迫力(はくりょく)があってかっこよかったです。また、里谷(さとや)さんから直接(ちょくせつ)アドバイスを受(う)けることもでき、ヘルメットにはサインをもらいました。一生(いっしょう)の宝物(たからもの)になります。

 そろそろスキーのシーズンが始(はじ)まります。今年(ことし)もアルペン大会(たいかい)の優勝(ゆうしょう)を目指(めざ)すと同時(どうじ)に、モーグルにも挑戦(ちょうせん)し、上手(じょうず)になりたいです。



<ニュース教室> ウィキリークス ネットに秘密を公開

 最近(さいきん)、新聞(しんぶん)やテレビなどのニュースで「ウィキリークス」という言葉(ことば)をよく耳(みみ)にします。なんのことだか知(し)っていますか。

 ウィキリークスは、いろいろな国(くに)の政府(せいふ)の人(ひと)や会社(かいしゃ)に勤(つと)めている人(ひと)に呼(よ)びかけて手(て)に入(い)れた、内部(ないぶ)にいる人(ひと)にしか分(わ)からないような情報(じょうほう)を公開(こうかい)する、インターネット上(じょう)のウェブサイトのことです。オーストラリアの男性(だんせい)が中心(ちゅうしん)になってやっているそうです。

 「こんなひどいことをやっていた」というようなことが明(あか)るみに出(で)て、困(こま)ったことになった国(くに)や人(ひと)たちはたくさんいるようです。

 アメリカは、国(くに)と国(くに)とのやりとりを記録(きろく)していた文書(ぶんしょ)などを大量(たいりょう)に公開(こうかい)されてしまいました。イラクにいるアメリカ軍(ぐん)が市民(しみん)を無差別(むさべつ)にこうげきしている映像(えいぞう)が明(あか)るみに出(で)たのはその一つ。アメリカはかくしておきたかったのでしょうが、そうはいきませんでした。

 ただ、公開(こうかい)されたため、せっかくうまくいきかけていた国(くに)と国(くに)との関係(かんけい)が、悪(わる)くなってしまうこともあるかもしれません。秘密(ひみつ)にしておいた方(ほう)が結果的(けっかてき)にいいということもあるし、うその情報(じょうほう)が交(ま)じっていることも考(かんが)えられます。

 インターネットでたくさんの情報(じょうほう)を手(て)に入(い)れられますが、私(わたし)たちの生活(せいかつ)を幸(しあわ)せにする情報(じょうほう)も、そうではないものもあります。うのみにするのは禁物(きんもつ)です。

《編集委員(へんしゅういいん) 工藤哲靖(くどうてつやす)》

道新小学生新聞フムフム コンテンツ一覧

このページの先頭へ