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道新小学生新聞フムフム

通信員が不用品の店開いたよ ワクワク 初めてのフリマ/通信員リポート/ニュース教室 (2007/06/02)

フリーマーケットで、いらなくなった品物(しなもの)を売(う)る山本(やまもと)さん(左(ひだり))と大木(おおき)さん(中央(ちゅうおう))

「なにか気(き)に入(い)ったもの、あった?」。お客(きゃく)さんとの会話(かいわ)も楽(たの)しみの一つ

ほかの店(みせ)で買(か)い物(もの)をする通信員(つうしんいん)の2人

 「フリーマーケット(フリマ)」って知(し)ってるかな? 家(いえ)の中(なか)でいらなくなった物(もの)などをほしい人(ひと)に売(う)るために開(ひら)く市場(いちば)です。北海道(ほっかいどう)でも市民団体(しみんだんたい)などが各地(かくち)で行(おこな)っているよ。フムフム通信員(つうしんいん)の大木菜緒(おおきなお)さん=札幌市(さっぽろし)・上野幌東小(かみのっぽろひがししょう)6年=と山本由佳(やまもとゆか)さん=札幌市(さっぽろし)・東札幌小(ひがしさっぽろしょう)6年=が、フリマにお店(みせ)を出(だ)してみました。《文(ぶん)・町田誠(まちだまこと)、写真(しゃしん)・富田茂樹(とみたしげき)》

お客さんとの会話 ドキドキ

 参加(さんか)したのは、札幌市東区(さっぽろしひがしく)のショッピングセンター「アリオ札幌(さっぽろ)」で、五月二十六日に開(ひら)かれたフリマ。NPO法人(エヌピーオーほうじん)「日本(にほん)リサイクルネットワーク・北海道(ほっかいどう)」の主(しゅ)さいです。小雨(こさめ)まじりの天気(てんき)だったけれど、約(やく)四十店(てん)が集(あつ)まりました。

 通信員(つうしんいん)の二人とも、フリマは初(はじ)めて。家(いえ)で使(つか)わなくなった物(もの)をさがし、持(も)ってきました。大木(おおき)さんは約(やく)六十品(ぴん)、山本(やまもと)さんは約(やく)二十品(ぴん)。むかし着(き)ていた服(ふく)や文(ぶん)ぼう具(ぐ)、テニスラケットやぬいぐるみもあったよ。大木(おおき)さんも山本(やまもと)さんも「不用品(ふようひん)が結構(けっこう)あって、おどろいた。一、二回(かい)しか使(つか)っていない物(もの)もあり、もったいないと思(おも)った」そうです。

 お店(みせ)は、はば三メートル、おくゆき二メートルの区画(くかく)にシートをしいて品物(しなもの)を置(お)きます。二人がとまどっていると、日本(にほん)リサイクルネットワーク・北海道(ほっかいどう)の小玉豊治代表(こだまとよじだいひょう)(56)が来(き)て「お客(きゃく)さんが手(て)に取(と)りやすいように、小(ちい)さい物(もの)から前(まえ)に並(なら)べるといいよ」と教(おし)えてくれました。

 品物(しなもの)につける値段(ねだん)は、新品(しんぴん)なら元(もと)の値段(ねだん)の三分(ぶん)の一、中古品(ちゅうこひん)なら十分(ぶん)の一が目安(めやす)。捨(す)ててしまいそうな物(もの)にも価値(かち)があることが分(わ)かるね。「お客(きゃく)さんとの値引(ねび)き交(こう)しょうもフリマの楽(たの)しさの一つです。どれくらい安(やす)くできるか考(かんが)えておいて」と小玉(こだま)さん。

 開店(かいてん)は午前(ごぜん)十時(じ)だったのですが、準備中(じゅんびちゅう)の午前(ごぜん)九時前(じまえ)に、早(はや)くもお客(きゃく)さんが来(き)ました。最初(さいしょ)に売(う)れたのは小(ちい)さなタオルと未使用(みしよう)のつめかえ用(よう)リンスで、売(う)り上(あ)げは計(けい)四百円(えん)。その後(ご)も、スカートや小物(こもの)などが売(う)れていきました。

 最初(さいしょ)はきんちょうぎみだった二人も、多(おお)くのお客(きゃく)さんが店(みせ)の前(まえ)を通(とお)るようになると「見(み)ていってください!」と元気(げんき)に呼(よ)びこみをするように。お客(きゃく)さんと会話(かいわ)しながら値引(ねび)きもしていました。外国(がいこく)の人(ひと)も買(か)っていったよ。

 二人はほかの店(みせ)で買(か)い物(もの)もしてみました。大木(おおき)さんは「服(ふく)はサイズごとに箱(はこ)に入(い)れておくと見(み)やすい」、山本(やまもと)さんは「キャラクター商品(しょうひん)もまとめて並(なら)べると親切(しんせつ)」と、お客(きゃく)さんの視点(してん)に気(き)づきました。

 お店(みせ)を閉(し)める前(まえ)に、いくつかの品物(しなもの)を無料(むりょう)にしたら大人気(だいにんき)でした。結局(けっきょく)、三時間(じかん)で計(けい)六十品(ぴん)、約(やく)九千三百円(えん)の売(う)り上(あ)げがありました。売(う)れ残(のこ)ったのは、サイズが合(あ)う人(ひと)がいなかった服(ふく)やくつなどでした。

 最後(さいご)に、二人は小玉代表(こだまだいひょう)に成果(せいか)を報告(ほうこく)。山本(やまもと)さんは「買(か)ったのに使(つか)わない物(もの)が家(いえ)にあり、むだづかいをしないことが大事(だいじ)だと分(わ)かった。値引(ねび)きのやりとりが楽(たの)しかった」。大木(おおき)さんは「自分(じぶん)が使(つか)っていた物(もの)を、ほかの人(ひと)も使(つか)ってくれるのはうれしい」と話(はな)しました。

 小玉(こだま)さんが「物(もの)をむだにするのを防(ふせ)げ、かん境(きょう)のことも考(かんがえ)えられるし、お金(かね)にもなって、何(なに)より楽(たの)しい。フリマには多(おお)くの良(よ)さがあります。小学生(しょうがくせい)のみんなも、家族(かぞく)と参加(さんか)してみるといいね」と答(こた)えると、二人はうなずいていました。

リサイクルネット北海道 かん境問題や再利用 小学生に教えることも

 日本(にほん)リサイクルネットワーク・北海道(ほっかいどう)は、前身(ぜんしん)の組織(そしき)が一九八五年に道内初(どうないはつ)のフリマを開(ひら)いたそうです。小玉代表(こだまだいひょう)たちは、米国(べいこく)や欧州(おうしゅう)で行(おこな)われていたフリマを、日本(にっぽん)でもできないかと思(おも)っていたんだって。

 二○○○年に今(いま)の団体名(だんたいめい)になり、札幌(さっぽろ)と江別(えべつ)に事務所(じむしょ)があります。小学生(しょうがくせい)にかん境(きょう)について教(おし)えたり、フリマで売(う)れ残(のこ)った服(ふく)やシーツを集(あつ)めてぞうきんに加工(かこう)したり、かん境問題(きょうもんだい)やリサイクルについて活動(かつどう)しています。

 ○六年は札幌(さっぽろ)などで百二回(かい)のフリマを開(ひら)いています。六月の予定(よてい)は次(つぎ)の通(とお)り(市町村名(しちょうそんめい)が書(か)いていない場所(ばしょ)は札幌市内(さっぽろしない))。店(みせ)を出(だ)すには千五百−三千円(えん)の参加費(さんかひ)が必要(ひつよう)です。問(と)い合(あ)わせは札幌事務所(さっぽろじむしょ)(電)011・632・1222(土(ど)、日(にち)、祝日(しゅくじつ)は休(やす)み)へ。

 ▽9日 中島公園(なかじまこうえん)(出店(しゅってん)受(う)け付(つ)けは終(しゅう)りょう)▽10日 江別市役所(えべつしやくしょ)(同)、北区役所(きたくやくしょ)、イトーヨーカドー千歳店(ちとせてん)▽16日 西友手稲店(せいゆうていねてん)、岩見沢大和(いわみざわやまと)タウンプラザ▽17日 西区役所(にしくやくしょ)▽23日 西友元町店(せいゆうもとまちてん)▽24日 中島公園(なかじまこうえん)、江別市役所(えべつしやくしょ)▽30日 西友清田店(せいゆうきよたてん)、アリオ札幌(さっぽろ)



<通信員リポート> うさぎ飼ってたくさんの発見

應武茉里依(おうたけまりい)《旭川市(あさひかわし)・旭川第三小(あさひかわだいさんしょう)6年》

 わたしは昨年(さくねん)の秋(あき)から、うさぎを飼(か)っています。名前(なまえ)は「くるみ」で雑種(ざっしゅ)の女(おんな)の子(こ)です。

 くるみは、にんじんよりキャベツが好(す)きな不思議(ふしぎ)なうさぎです。ごはんをあげる時(とき)、うれしくてしっぽをふったり、わたしが歩(ある)いているとついてきます。不満(ふまん)があると、えさ箱(ばこ)をひっくり返(かえ)したりして暴(あば)れます。

 わたしがおこると、物(もの)かげにかくれたりして、まるで人(ひと)の心(こころ)がわかるみたいです。見(み)ていて、とてもおもしろいです。

 わたしは、うさぎを飼(か)ってみて、たくさんの発見(はっけん)やおどろきがありました。みなさんも生(い)き物(もの)を飼(か)ったり動物園(どうぶつえん)に行(い)ったりして、たくさんの発見(はっけん)をしてください。



<ニュース教室> 小学生も少年院に きょう悪犯罪きっかけ

 小学校(しょうがっこう)五年生(せい)以上(いじょう)の未成年(みせいねん)が、法律(ほうりつ)にふれる重大(じゅうだい)な罪(つみ)を犯(おか)したときは、家庭裁判所(かていさいばんしょ)の判断(はんだん)で、「少年院(しょうねんいん)」に送(おく)ることができる−という法律(ほうりつ)の改正案(かいせいあん)が、五月二十五日の参院本会議(さんいんほんかいぎ)で可決(かけつ)され、成立(せいりつ)しました。

 少年院(しょうねんいん)は、未成年(みせいねん)が二度(にど)と罪(つみ)を犯(おか)さないように家族(かぞく)とはなれて教育(きょういく)を受(う)ける、し設(せつ)です。父母役(ふぼやく)の教官(きょうかん)が、正しい心(こころ)を取(と)りもどせるように指導(しどう)しますが、この少年院(しょうねんいん)に送(おく)られる年(ねん)れいが、これまでの十四さい以上(いじょう)から「おおむね十二さい以上(いじょう)」に引(ひ)き下(さ)げられたのです。

 法務省(ほうむしょう)は「おおむね」のはばを「一さい程度(ていど)」としていて、十一さいの小学校(しょうがっこう)五年生(せい)も少年院(しょうねんいん)に送(おく)られる可能性(かのうせい)があります。

 政府(せいふ)の原案(げんあん)は、年(ねん)れいの制限(せいげん)をなくすことを求(もと)めていましたが、民主党(みんしゅとう)などの野党(やとう)や日本弁護士連合会(にほんべんごしれんごうかい)の反対(はんたい)があり、自民党(じみんとう)などの、与党(よとう)が修正案(しゅうせいあん)を出(だ)しました。

 この法律(ほうりつ)のできたきっかけは、二○○四年に長崎県佐世保市(ながさきけんさせぼし)で起(お)きた小学校(しょうがっこう)六年生(せい)の女子児童(じょしじどう)による同級生(どうきゅうせい)の殺害事件(さつがいじけん)です。

 きょう悪犯罪(あくはんざい)の年(ねん)れいが下(さ)がっているのは事実(じじつ)ですが、小学生(しょうがくせい)が少年院(しょうねんいん)に送(おく)られることになったからといって、長崎(ながさき)のような事件(じけん)が起(お)きなくなるのでしょうか。日本(にほん)の社会(しゃかい)で、どうしてこのような少年(しょうねん)による理解(りかい)しがたい犯罪(はんざい)が起(お)きるのかを、みんなで真(しん)けんに考(かんが)える必要(ひつよう)があります。

《編集委員(へんしゅういいん) 黒田伸(くろだしん)》

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