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夏休み自然観察記録コンクール 生き物の不思議じっくり/通信員だより (2014/10/25)

 小学生が夏休みに観察した身のまわりの自然や生き物について、気づいたことをまとめる「第21回夏休み自然観察記録コンクール」《北海道新聞野生生物基金(ききん)、北海道自然保護(ほご)協会、北海道新聞社主催(しゅさい)》には88点の応募(おうぼ)がありました。金賞、銀賞を受けた3人の作品と体験談をしょうかいします。

■金賞 トンボの観察パート3
土屋凜(つちやりん)さん=札幌(さっぽろ)市・平岡(ひらおか)小4年

新たに12種類発見

 1年生の時にトンボがどんな生き物か興味(きょうみ)を持ち、大好きになりました。観察は3年目。今年は平岡(ひらおか)公園でどのトンボがどの場所にいるかなどを調べました。

 26種類つかまえ、そのうち12種類は初めて見つけたトンボです。とてもめずらしい真っ赤なショウジョウトンボも見つかり、びっくりしました。池には大型のトンボがたくさんいて、湿地(しっち)には多くの種類がいました。

 自然環境(かんきょう)についてもとても気になります。平岡(ひらおか)公園が、トンボがすみ続けられる場所であってほしいです。観察を続けながら環境(かんきょう)のことも考えていきたいです。
■銀賞 ありのかんさつ
福井春太郎(ふくいしゅんたろう)君=札幌(さっぽろ)市・宮(みや)の森(もり)小1年

巣づくりに興味(きょうみ)

 アリがどうやって巣を作るのかを知りたくて観察しました。家のすぐ近くに巣があったので40ぴきくらいつかまえてきました。

 ゼリーが入った観察用のキットに入れると、少しずつほっていくのが面白かったです。毎日、どのくらい進んだか見るのが楽しみでした。穴(あな)の深さを定規(じょうぎ)で測(はか)り、記録にのせました。

 卵(たまご)の世話も観察しました。ばいきんから守るため卵(たまご)をなめているのを偶然(ぐうぜん)見つけて急いで写真をとりました。巣をほるアリ、休むアリ、けんかしているアリもいて、いろんなアリを観察できて良かったです。
■銀賞 カタバミとコニシキソウの野望
 岸本隆之介(きしもとりゅうのすけ)君=札幌(さっぽろ)市・真駒内桜山(まこまないさくらやま)小6年

飛ぶ種面白い

 家のまわりに生えているカタバミとコニシキソウは、草取りしてもすぐに生えてきます。やっかいな雑草(ざっそう)の正体をあばこうと思ったのが観察のきっかけです。

 カタバミの実はふれると種がプチプチはじけ飛ぶのが面白い。どのくらい遠くに飛ぶか実験したら結果は最長約1メートルでした。弾力性(だんりょくせい)のある種の皮がやぶけることで飛んでいく仕組みが分かったのも発見でした。

 コニシキソウの受粉はアリが花粉を運ぶことで手伝っています。共存(きょうぞん)していることを学びました。見たことがない遠くに生えている植物も観察してみたいです。
横山武彦(よこやまたけひこ)審査(しんさ)委員長 地道な調査(ちょうさ)伝わる

 [金賞]土屋凜(つちやりん)さんは、札幌(さっぽろ)市の平岡(ひらおか)公園での観察結果を中心に、トンボの初見日(その年に初めて見た日)、種類と生息環境(かんきょう)の関係、トンボの見分け方についてまとめました。外来生物のウチダザリガニがいるかいないかなど環境(かんきょう)の違いにも目を向けました。北海道では函館(はこだて)以外での観察記録がなかったショウジョウトンボを平岡(ひらおか)公園で確認(かくにん)できたことはすごい発見でした。まとめでは、もっとトンボのすみやすい環境(かんきょう)になってほしいと訴(うった)えています。

 [銀賞]福井春太郎(ふくいしゅんたろう)君は、ゼリーを使った飼育(しいく)キットでのアリの観察日記でした。巣穴(すあな)の作り方、卵(たまご)の飼育(しいく)方法、作業するアリの分担(ぶんたん)やグループのでき方など、毎日テーマを決めてじっくり観察し記録しました。アリの作業するスピードや仕事の量をはかる工夫も見られました。必死に活動しているアリへのいとしさが伝わってくる作品でした。

 岸本隆之介(きしもとりゅうのすけ)君は、雑草(ざっそう)の中でも取り除(のぞ)くのが大変なカタバミと外来種のコニシキソウについて、他の草にはない繁殖(はんしょく)の作戦はどのようなものか調べました。カタバミは実が熟(じゅく)して乾燥(かんそう)するとはじけて種が飛ぶことを実験で確(たし)かめ、スケッチしました。コニシキソウの受粉をアリが手助けしていることを確(たし)かめられたのも、しっかりした観察の結果でした。

 [銅賞]西島一樹(にしじまかずき)君《利尻(りしり)町・沓形(くつがた)小1年》の「りしりのかいがんたんけんちず」、板東花恋(ばんどうかれん)さん《旭川(あさひかわ)市・道教大付属旭川(どうきょうだいふぞくあさひかわ)小1年》「あさがおのいっしょう」、吉田柊輝(よしだしゅうき)君《札幌(さっぽろ)市・真駒内桜山(まこまないさくらやま)小2年》「ぼくが見つけた草や花ずかん」、谷岡幸和(たにおかさわ)さん《札幌(さっぽろ)市・大倉山(おおくらやま)小2年》「カエルを見つけたよ!!」、菅原健太郎(すがはらけんたろう)君《札幌(さっぽろ)市・真駒内桜山(まこまないさくらやま)小3年》「ぼくの西岡(にしおか)公園トンボ図鑑(ずかん)」、中村一雄(なかむらかずお)君《函館(はこだて)市・北日吉(きたひよし)小6年》「函館(はこだて)で見られるヒルガオ植物について〜そして、北日吉小学校のヒルガオ植物〜」は、どれも力作でした。《北海道自然保護(ほご)協会理事》




<通信員だより>学芸会で頑張(がんば)った合唱

松元遥(まつもとはるか)《旭川(あさひかわ)市・東光(とうこう)小5年》

 私(わたし)の学校では9月28日に学芸会が開かれました。学芸会のテーマは「一致団結(いっちだんけつ)、最高のステージに!!」。私(わたし)たち5年生161人はプログラムの3番目で、題名は「響(ひびき)」でした。

 内容(ないよう)は全員で「クラップアンドストップ」の曲に合わせてボディーパーカッションをしたり、「コスモス」を合唱したりしました。楽器演奏(えんそう)は「村祭り」「キリマンジャロ」「マンボNO.5」の3曲で私(わたし)は「村祭り」を演奏しました。

 その中でも頑張(がんば)ったのは、合唱です。私(わたし)はアルト担当(たんとう)なのに、練習の時に何度も声が高くなってしまいまいした。

 でも、本番では上手に低く歌うことができました。見に来てくれた人たちが感動してくれているように見えたので、すごくうれしかったです。来年は小学校最後なのでまた頑張(がんば)りたいと思います。

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