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海の生き物、ぐ〜んと身近に 函館(はこだて)の国際(こくさい)水産・海洋総合(そうごう)研究センター/通信員だより (2014/09/13)

函館市国際水産・海洋総合研究センターにある大型実験水そうではイカがすいすい泳いでいます

函館でとれたキツネメバルを観察してスケッチする通信員

タッチプールで生き物にふれて「これは何かな」と興味深そうな通信員(中央)

函館港に面した研究センター

 函館(はこだて)市内に6月、海や魚のことを研究する「函館(はこだて)市国際(こくさい)水産・海洋総合(そうごう)研究センター」がオープンしました。海の生き物もたくさんいるとか。どんな場所か、フムフム通信員2人が取材してきました。《文・高橋澄恵(たかはしすみえ)、写真・国政崇(くにまさたかし)》

大型水そう イカすいすい

 取材したのは上坂梨湖(うえさかりこ)さん=函館(はこだて)市・東山(ひがしやま)小6年=と水野航平(みずのこうへい)君=北斗(ほくと)市・浜分(はまわけ)小5年=。センターを運営(うんえい)する函館国際(はこだてこくさい)水産・海洋都市推進機構(すいしんきこう)の伊藤晶(いとうあき)さん(43)が案内してくれました。

 「うわあ、いるいる」。まずはセンターの目玉、大型実験水そうにやってきました。はばおよそ10メートル、奥行(おくゆ)き5メートル、深さ6メートル。2人の背(せ)たけよりもずっと上の方で、スルメイカが気持ちよさそうにただよっています。「足で横に蹴(け)るようにして泳ぐんだね」と水野君。光が当たるとイカは透(す)き通って、とても神秘(しんぴ)的です。

 最近は困(こま)ったこともあるそう。真っ青なかべをどこまでも続く海とかんちがいしたイカが、思い切りぶつかって死んでしまうのです。「何か対策(たいさく)を考えなければいけません」と話す伊藤さんの言葉を、水野君は一生懸命(けんめい)メモします。

 2人が訪(おとず)れた8月24日は、センターのことを知ってもらう「マリンフェスタ2014」が開かれていました。サメにくわしい大学の先生の講演(こうえん)やヨットの試乗体験、海をながめながらのお茶会とイベントがめじろ押(お)し。2人は小学生向けの体験型教育プログラム「MARE(マーレ)」に参加することにしました。

 先生役は、海や魚に親しむのを手伝ってくれる「水産・海洋コーディネーター」の塩見浩二(しおみこうじ)さん(53)。色とりどりの魚の写真を見せて「口やおびれの形から、どんな場所にすんでいるか、何を食べているかが推測(すいそく)できるんだ」と言います。続いて登場したのはトレーにのった本物の魚たち。キツネメバル(マゾイ)、ホッケ、サンマ―。平べったい魚や大きく口を開けた魚もいます。参加者は魚の特徴(とくちょう)をスケッチし、すんでいる場所を考えて話し合いました。上坂さんは「スーパーに並(なら)んでいる姿(すがた)しか見る機会がなかったけれど、もっと魚のことを調べてみたくなった」と興味(きょうみ)がわいた様子です。

 外へ出ると子どもが集まっています。「あ、ヤドカリ!」と上坂さん。海水が流れるタッチプールにはウニやヒトデ、ナマコもいます。丸く平べったい石のようなものを見つけて「これは生き物かなあ」。不思議そうにしていると、「それはハスノハカシパンというウニのなかまだよ」。教えてくれたのは、生き物を世話している北大水産学部の学生です。大学や企業(きぎょう)が集まった研究施設(しせつ)ですが、市民にも親しみのわく場所になりつつあるようです。


 函館(はこだて)市国際(こくさい)水産・海洋総合(そうごう)研究センター 函館(はこだて)市弁天(べんてん)町20の5。開館時間は午前9時〜午後5時。大型水そうや展望(てんぼう)ロビーは見学自由。土日祝日休み。(電)0138・21・4600。



<通信員だより>レスリング全国優勝(ゆうしょう)目標

中川真優子(なかがわまゆこ)《士別(しべつ)市・士別(しべつ)小4年》

 私(わたし)はレスリングを1年生から始め、今年で4年目になります。最初のころは大会に出場してもあまり勝つことができず、くやしい思いばかりしていました。そこで、週4日の練習や全道合宿でのきびしい練習に真剣(しんけん)に取り組み、少しずつ力を付けました。

 練習の成果があり、今年5月に行われた北日本大会や8月の全道大会では優勝(ゆうしょう)することができました。とくに北日本大会では、得意の「ローリング」という技(わざ)をきめることができ、とてもうれしかったです。

 練習はつらいですが、やさしいコーチやはげまし合える仲間のおかげで続けることができています。これからの大きな目標は、3月の全国大会で優勝(ゆうしょう)することです。それに向けて練習一つずつをもっと大切にしていきたいです。

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