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札幌(さっぽろ)ドーム支(ささ)える裏方(うらかた)さん/通信員だより (2014/04/12)

札幌ドームのマウンドをならす通信員。左はグラウンドキーパーの東慎也さん
 ことしもプロ野球が始まりましたね。札幌(さっぽろ)ドームには選手を支(ささ)える裏方(うらかた)さんがたくさん働いています。パ・リーグ開幕戦(かいまくせん)前日の3月27日、フムフム通信員がドームに行き、裏方(うらかた)さんに仕事のやりがいなどを聞きました。《文・藤本陽介(ふじもとようすけ)、写真・阿部裕貴(あべひろたか)》

作業(さぎょう)に密着(みっちゃく) 選手思いマウンド整備(せいび)

 訪(おとず)れたのは寺井(てらい)ひまりさん=札幌(さっぽろ)市・みどり小6年=と鎌田康平(かまだこうへい)君=札幌(さっぽろ)市・前田北(まえだきた)小5年=。マウンドや四つのベースまわりを整備(せいび)するグラウンドキーパーの東慎也(あずましんや)さん(26)が2人を案内してくれました。

 東(あずま)さんは木の板をT字形に組んだ「とんぼ」を見せてくれました。土をならすのに欠かせない道具です。片側(かたがわ)にくぎがたくさん付いているのが特徴(とくちょう)で、ごろごろした土のかたまりをほぐします。ナゴヤドームのとんぼを参考に手作りしたそうです。2人も教わりながら、練習であれたマウンドをならしてみました。

 マウンドの高さと角度は公認(こうにん)野球きそくで決まっていて、東(あずま)さんたちが数試合ごとに測(はか)って直します。土はれんがをくだいたアンツーカーというもので名寄(なよろ)から運ばれてきます。これにねん土をまぜて硬(かた)くしたり、軟(やわ)らかくしたりします。なぜ硬(かた)さを変えるのでしょうか。

 「マウンドの前方、投手が足をふみこむ所は安定するように硬(かた)く仕上げます」と東(あずま)さん。硬(かた)さは球場によってちがいます。北海道日本(ほっかいどうにっぽん)ハムファイターズが北海道に本拠(ほんきょ)地をうつした2004年、ドームで日米野球(にちべいやきゅう)が行われ、アメリカのグラウンドキーパーからマウンドを硬(かた)くするようにたのまれました。それがきっかけでいまの硬(かた)さになりました。マウンドにくらべ、ベースまわりは軟(やわ)らかめです。

 水まきも大事です。土ぼこりをおさえ、かわいて土にひびが入らないようにするためです。ドームの湿度(しつど)を測(はか)って水の量を変えます。「土がかわきすぎず、しめりすぎずを心がけています」という説明に2人はうなずいていました。

 寺井(てらい)さんが「仕事でうれしいことは何ですか」と質問(しつもん)すると、東(あずま)さんは「選手の活躍(かつやく)が何よりかな」。試合中は整備(せいび)したマウンドの投手や、守っている選手の足元が気になるそうです。鎌田(かまだ)君が「整備(せいび)はいつやりますか」と聞くと、「試合後に2時間ぐらい。深夜(しんや)になることもあります」と話してくれました。

 寺井(てらい)さんは「裏方(うらかた)さんのおかげで選手が安心してプレーできるのが分かりました」。ファイターズの大引啓次(おおびきけいじ)選手のファンという鎌田(かまだ)君は「マウンドやベースのまわりで土の硬(かた)さがちがうことにおどろきました」と話していました。


■ファイターズ 昔はセネタースだった!

 北海道日本(ほっかいどうにっぽん)ハムファイターズの歴史は戦後(せんご)のセネタースにさかのぼります。1946年、戦争で中断(ちゅうだん)していたリーグ戦が始まり、大下弘(おおしたひろし)さんが戦後最初のホームラン王になりました。チームは鉄道会社の東急(とうきゅう)にゆずりわたされ、47年にフライヤーズに。このチームは50年4月、試合時間1時間8分というパ・リーグ最短記録(さいたんきろく)をもっています。

 54年、映画(えいが)会社東映(とうえい)のチームに変わります。次々とヒットを打つことから「安打製造機(あんだせいぞうき)」と呼ばれた張本勲(はりもといさお)さんが活躍(かつやく)。62年に初のリーグ優勝(ゆうしょう)と日本一になりました。その後、不動産(ふどうさん)会社の日拓(にったく)ホームフライヤーズをへて74年、日本ハムファイターズになりました。81年には剛速球(ごうそっきゅう)を投げる江夏豊(えなつゆたか)さんがチームに入り、2度目のリーグ優勝(ゆうしょう)を果たしました。

 そして2004年、いまのチームになりました。北海道(ほっかいどう)にうつって10年の歴史で一番の人気者といえば新庄剛志(しんじょうつよし)さんでしょう。実力とパフォーマンスでファンとチームをもり上げましたが、日本一になった06年、おしまれつつ引退(いんたい)しました。




<通信員だより>かわいい野鳥を観察

松元遥(まつもとはるか)《旭川(あさひかわ)市・東光(とうこう)小5年》

 最近、私(わたし)の家の駐車(ちゅうしゃ)場に野鳥が来ています。私(わたし)はインコを飼(か)っていて、えさのからを駐車(ちゅうしゃ)場のすみに捨(す)てているので、いつもなら、そのからをすずめがついばんでいるのに、見たことのない鳥がいたのです。

 その姿(すがた)を見て、「あれ、変だな。すずめじゃない」とびっくりしましたが、ずっと見ていると、「かわいいな」と思うようになりました。

 野鳥は、すずめと同じくらいの体の大きさですが、ほっぺに模様(もよう)はありません。羽に白い線があって、体の色は茶色にグレーをまぜたような色。頭の毛はふんわりとした赤色です。毛がふわふわしていて、目が真ん丸でかわいいです。

 これからも、静かに家の窓(まど)から観察して、どんな鳥かを調べたいと思います。

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