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発進 09ルーキー
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    <1>レギュラーの道 大野奨太 (2009/01/27)

     
    合同自主トレでキャッチボールをする大野。柔軟なリードで正捕手を目指す
    大野奨太捕手(東洋大、ドラフト1位) 柔軟なリードが武器

     強肩と好リードで抜群の実績を築いた大学ナンバーワン捕手は、あくまで地道な姿勢でプロの世界に挑む。「1、2年でレギュラーを取りたいが、そんなに甘くない。自分は着々と積み上げていくタイプ」と冷静に先を見つめる。

     遠投は110メートル、スローイングの正確性も併せ持つ。大学では「常勝の司令塔」だった。3年生になり正捕手についた2007年春から、東都大学リーグ4連覇という戦後初の快挙。主将の4年時には全日本大学選手権を優勝、明治神宮大会2連覇も果たした。常に追われる立場にいたが、「勝って感じる良いプレッシャー。負けて(下部に)降格するプレッシャーに比べれば」と前向きな心で勝利をつかんだ。

     そんな大学時代を、大野は「自分は恵まれていただけ。良い投手がいたから」と控えめに振り返る。07年は1学年上の大エース・大場(ソフトバンク)と組んで、08年は同学年の上野(ロッテドラフト3位)らをもり立てた。

     もちろん試行錯誤はあった。「いろいろな投手がいたので、配球をどうすれば一番良いかと考えた」。練習以外でも、テレビでプロ野球を見たり、楽天の野村監督ら往年の名捕手の本を読んだりと、吸収できるものを熱心に求め続けた。打ち立てたモットーは、型を決めない柔軟なリード。「いるだけで試合をつくれる雰囲気がある」という阪神・矢野が目標だ。

     評価が高い守備面と比べ、打撃は「しばらく時間がかかりそう」と球団幹部。大野自身も「キャッチャーなのでまずは守備。打撃はプロでやっていく中で徐々に徐々に」。自分なりのビジョンを持って、強力な日本ハム投手陣の最良の女房役を目指す。(木津谷学)


     日本ハムに今季、加わる新人7選手が、千葉県鎌ケ谷の2軍施設で合同自主トレに励んでいる。即戦力として期待される大学、社会人出身者、将来有望な高校生、それぞれの横顔を紹介する。

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