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| バッティングに汗を流す中田。人気に実力が伴えば、一気にスターに躍り出る |
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中田 翔(内野手 高校生1巡目) 力と素質 注目一身
身長182センチで体重100キロ超、胸囲110センチの巨体に、底知れぬパワーを秘める。高校生1巡目の中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=は、おくすることなくプロでの活躍を見据える。「長打力を見てもらいたい。今は必死にやるだけ。1年目に新人王を取るつもりで頑張りたい」と雄弁だ。
広島市出身。高校1年夏の甲子園で早くも本塁打を放って鮮烈にデビューし、史上最多の高校通算87本塁打。2年夏の甲子園でバックスクリーン左にライナーでたたき込み、同年の秋季近畿大会準決勝で左翼場外に推定170メートルの特大アーチを放つなど強打者の素質を見せつけた。
投手を威嚇するように大きくのけ反って構えてから、スイングの速さを生かして豪快に振り抜く打撃フォーム。合同自主トレ初日から、「ものが違う」と首脳陣をうならせた。
投手としても将来を嘱望されたが、高校2年時に右ひじを痛めたこともあり、打力を生かすべく野手転向。未経験の三塁の守備練習で「早く捕って投げようとするあまり適当になってしまう。全然へたくそ」と悔しがる。
木製バットへの対応も課題だ。ティー打撃時に「まだ木のバットでしっかり球をとらえられない」と首をかしげ、プロの球をさばくためのバットの出し方など技術的な課題を口にする。母の香織さん(44)が「手を抜く癖があるので不安」と話していた中田だが、夜に室内練習場でマシン打撃を続けるなど意欲十分だ。
球団の期待も膨らむ。首脳陣は全員一致で中田の春季キャンプ1軍スタートを内定。梨田監督は「壁にぶつかると思うが、大きく育ってほしい」と話し、キャンプではオープン戦など実戦で起用して育成する方針だ。
球団だけでなくプロ野球界の注目を早くも一身に浴びる。2軍施設に集まった大勢のファンに「応援してもらうことが自分の力になる」と、丁寧にサインに応じる。またファン交流会で恋人の有無を問われ「募集中といいたいところですけれど、います」と答えて話題をさらうなど、早くもスターの片りんを見せている。
自ら「勝負」と位置づける1年目は、オリックスの清原が西武で1年目に記録した31本塁打を意識し「少しでも近づきたい」と話す。昨季12球団最少の73本塁打だった日本ハムは、若き大砲候補の1日も早い台頭を待つ。
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日本ハムには今季、新人9人が加わった。左手首骨折で離脱した多田野数人投手を除く8人は、2月1日の春季キャンプ入りを前に、千葉県鎌ケ谷市の2軍本拠地で新人合同自主トレに励んでいる。パ・リーグ3連覇を目指すファイターズに新たな風を吹かせるルーキーを紹介する。(青山宏之、武田亮一が担当しました) |
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