ドクター石川のどうぶつ百科
カラスの威嚇に注意 (2012/05/07)
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5月10日から始まる愛鳥週間(バードウイーク)を前に放鳥トキのヒナの誕生が伝えられました。順調に育ってほしいですね。
春から夏にかけては野鳥の繁殖期です。最も身近なスズメは普通5個くらいの卵を産み、かえったヒナは約2週間で巣立ちますが、まだ十分には飛べないので、よく地面や屋根の上などにいるのを見かけます。でも、かわいそうと安易に拾ったりしてはいけません。近くに必ず巣があり、親鳥が見守っています。 また、気をつけたいのが、この時期、カラスによる威嚇、襲撃行動です。これらは繁殖期に親鳥が卵やヒナを守ろうとする行為です。ヒチコックの「鳥」のようにカラスがむやみに人を襲うことはありません。気づかずにカラスの巣に近づいたり、巣をじっと見つめたり、巣に脅威を与える人間だとカラスが認識すると威嚇行為に出ることがあります。カラスの巣がありそうな木のそばを通る時は十分注意しましょう。 昨年、私の知人が林の中を通行中、カラスに「急降下攻撃」を受け、ショックで心臓発作を起こしました。幸い無事でしたが、工事関係者が林の中のカラスの巣を動かしたのが原因のようです。巣を守ろうとする必死の親心なのですね。(石川濶、吉田学園動物看護専門学校長) |
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