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    秘策の源、DVD100枚 沖田コーチ、グアムキャンプに持参 (2012/02/02)

    選手の練習相手を務めつつ、J1の分析も担当する沖田コーチ(中央)

    J1勢の戦術、映像で分析

     4年ぶりにJ1に復帰した札幌。久しぶりの舞台とあって、対戦相手の顔ぶれも前回J1だった2008年当時とはがらりと代わる。厳しいトレーニングが続くグアムキャンプ期間中も、沖田コーチを中心に激戦へ向けた戦術分析の準備が進んでいる。(原田隆幸)

     スカウティング(戦術分析)を担当する沖田コーチは、グアムに100枚余りのDVDを持ち込んだ。

     3月10日の開幕戦から5試合の対戦相手(ナビスコ杯を含む)となる磐田、神戸、新潟、浦和、清水の過去の試合映像が約30枚(約60試合分)。そのほか、昨季の札幌の全試合、さらに海外リーグで参考になるようなプレー映像を編集した。

     オフに入り、J1勢の過去の試合を録画。「グアムは体づくりがメーン。分析は熊本キャンプから本格的になる」と話すが、強豪へのイメージは湧いてきたようだ。

     「シュートに至るまでの速さなど、J1は個々のパフォーマンスの質が高い。一瞬の差でピンチになる」。選手への戦術浸透を深めていく12日からの熊本キャンプへ向け、他チームの新監督の戦術や、選手個人の能力のチェックなど、準備に余念がない。

     グアムに持ち込んだDVDは選手にも貸し出す。広島から移籍したMF高柳は、沖田コーチに借りて昨季の札幌の試合の映像を確認した。「新加入の選手が、札幌の戦術を理解するのに役立てば」と同コーチは期待する。

     昨季は不振に苦しんだMF古田に、本人の個人プレーをまとめた映像を見せて修正点を話し合い、リーグ終盤の活躍につなげた。映像で自他のプレーを比較して見ることで、「課題が具体的にイメージしやすいはず」と、映像で視覚的に確認する効果を強調する。

     昼は選手の練習相手、夜は戦術分析。沖田コーチのグアムでの奮闘が続く。

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