どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

燃えろ!コンサドーレ 平川弘の通信簿
  • 日程
  • 試合速報
  • 戦績
  • 順位表
  • 選手・スタッフ
  •     

    不利な風下選び完敗 (2014/10/15)

    ▽第36節 札幌 0―2 千葉 (10月11日、札幌厚別公園競技場)

     「負けたら終わり」という状況でのぞんだプレーオフ進出へのライバルである千葉との一戦。残り7試合でプレーオフ圏まで勝ち点差が5ということを考えると、もう1敗もできないところに札幌は追い込まれていた。結果は0―2の完敗。本来なら、数字上プレーオフ進出への可能性を残すが「終戦」となるはずだった。

     しかし幸いにも6位大分、5位岡山がともに敗れたためプレーオフ圏までの勝ち点差は5のまま。千葉を5位に押し上げる原動力となってしまったが、ターゲットが大分から岡山(6位)に変わっただけとなった。挽回するための試合数は刻々と減っていく。何とか生き残っているという状況に変わりはなく、負ければ終わりの土俵際は続く。

     札幌にとって痛かったのは前半終了間際の失点だろう。あと数分もちこたえれば風下での不利な45分間が終わり、後半の反攻に希望がもてたのだが。

     この日の厚別はいつにも増して風が強くプレーに影響が出るコンディションだった。コイントスで勝った上里主将はそれを承知で風下のピッチを選択した。バルバリッチ監督には前半我慢して後半勝負という思惑があったのだが、個人的にはやはり風上をとるほうがいいと思う。

     失点の起点はカバーリングに入った奈良が自陣深くでボールをキープしつなごうとしたが千葉の粘り強いプレスにボールを奪われた。慌てて相手の足を引っかけてFKを献上。ほとんど角度はなかったのだがその直接FKを決められた。壁に入った中原の頭にかすってコースが変わり、GK金山の手をはじいてネットを揺らした。風上を利用して狙った千葉のDF中村太亮のキックは想像以上に威力があった。

     風下をとったホームの札幌だが風のアドバンテージは千葉に出てしまった。それ以上に千葉のFW森本貴幸が決定力で都倉を上回ったことが敗因でもある。(平川弘=サッカー解説者、元日本代表)


    千葉戦
    位置 選手名 出場 評価 ひとこと
    GK 金山隼樹 先制点はコース変わったが
    DF 櫛引一紀 2点目はカバーリングを
    奈良竜樹 失点FK与えた反則
    薗田淳 悪くはなかったよ
    MF 荒野拓馬 サイドはもったいない
    宮沢裕樹 ゴールカバー間に合わず
    上里一将 ぶれ球FK狙ったが
    石井謙伍 キレていたドリブル
    FW 菊岡拓朗 戦術的交代だが…
    内村圭宏 好機も上へ外す
    中原彰吾 決めきる力ほしい
    丁成勲 枠捉えられず
    都倉賢 攻撃起点にはなったが

    ※出場は◎フル出場▽先発途中交代▲途中出場。評価はA大変良いB良いC普通D悪い

    このページの先頭へ