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燃えろ!コンサドーレ 平川弘の通信簿
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    内村欠場の穴大きく (2014/04/16)

    ▽第7節 札幌 0―1 大分 (4月13日、大分銀行ドーム)

     大分は前節、京都を相手にいい攻撃ができていたものの、相手チームの元日本代表のFW大黒将司からハットトリックを食らって0―3で敗れた。敗戦を引きずって札幌戦では意気消沈しているのかと思いきや、そうではなかった。結果を出そうと積極的なゲームの入り方に加えて、ホームゲームという条件もそろった。その勢いを札幌はそのまま受けてしまった。

     サッカーでは立ち上がりから10分間とゲームが終わる直前の10分間は、気持ちを高めてプレーすることが大事だ。その時間帯は集中力が途切れることが多く、注意が必要になる。大分戦の札幌の失点はそんな頭も体も温まる前に食らった先制パンチと言えるだろう。

     大分のボランチであるMF末吉隼也の放ったミドルシュートは素晴らしく、コースもギリギリのところをついた。GKの李昊乗にとって致し方ないものだ。20回打って1本入るかどうかというシュートである。それが入っちゃったのだから、事故に遭ったと思い、気持ちを切り替えるしかない。

     ただ、失点というのはどこかに原因があり、ミスがいくつか重なった時に起きるものだ。そういう厳しい視点で考えると、奈良竜樹を責めるのは酷だが、パウロンはボールへの寄せやコースの切り方に甘さがあった。心のどこかに「このくらい寄せておけば、ペナルティーエリアの外だし大丈夫だろう」という気持ちがあったのではないか。マニュアル通りに寄せたが、気持ちが入っていなかったという表現が合うだろう。

     札幌は気持ちを切り替えて今季初先発のFW都倉賢を中心に攻め込んだが、最後まで大分DFを崩せなかった。大型FWの丁成勲を投入してパワープレーで圧力をかけたが、なかなかゴール前で攻撃のスピードが上がらない。後半の都倉のプレーは悪くなかったが、周囲と連動して崩すという意味では欠場したFW内村圭宏の穴は大きかったと言うべきだろう。(平川弘=サッカー解説者、元日本代表)


    大分戦
    位置 選手名 出場 評価 ひとこと
    GK 李昊乗 ヘディングシュートすげー
    DF 日高拓磨 つなぎミスで逆襲食らう
      丁成勲 プレーいいじゃん
      パウロン 寄せに魂なかった
      奈良竜樹 寄せたが間に合わず
      上原慎也 シュートの枠捉えようよ
    MF 河合竜二 いつも通り体張る
      宮沢裕樹 いいパスあったが残念
      石井謙伍 打っても良かったね
      古田寛幸 自分のリズムじゃない
      前田俊介 持ち味出ていた
      砂川誠 起点になり切れず
      菊岡拓朗 甘い守備あり
    FW 都倉賢 後半は機能するも打てず

    ※出場は◎フル出場▽先発途中交代▲途中出場。評価はA大変良いB良いC普通D悪い

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