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燃えろ!コンサドーレ 平川弘の通信簿
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    同じシステム 個で勝利 (2014/10/22)

    ▽第37節 札幌 2―0 富山 (10月19日、富山県総合運動公園陸上競技場)

     札幌、富山、双方のシステムは3―4―2―1。DFが3人、MFが4人、1.5列目に位置する攻撃的MFが2人、FWが1人。同じシステムなので基本的には向かい合う相手とガッチリ一対一で戦うことになる。ここの個の戦いで負けると数的優位な状況はつくれず、数的不利となってしまう。

     あらかじめ個の力で勝っている時にはあえて相手と同じシステムでスタートし、ゲームの主導権を握るのも一つの戦法である。富山戦は局面で札幌の方が一枚上であったためパスがよくつながった。もう少し降格の瀬戸際にいる富山がガチガチくると思ったのだが。

     富山のプレスが緩かったためおもしろいようにボールがまわった。前監督だった財前が志向した、細かくつなぐパスサッカーを見ているようだった。あれだけパスがまわっていたなら、パスをつなぎながらの崩しが見たかったというのが正直なところ。

     富山戦の2得点は、ともにDFの背後を一発のパスでとって守備を崩したもの。バルバリッチ監督の目指す、縦への速さを意識したという意味では十分合格。特に2点目は菊岡がボールを奪い、そこから一気に都倉に縦パスを通したもので最高の形だった。それに加えてショートパスをつなぎながら、アイデアあふれるスルーパスからDFの裏をとれていたら100点だった。相手が最下位の富山といえどもね。

     次節の相手は早々とJ2優勝を決めた湘南。湘南にとっては消化試合? なので、何が何でも勝たなければというモチベーションはないと思う。そこにつけいる隙があるが、システムが札幌と同じ3バックなので、また一対一の戦いが重要となる。富山戦は個の戦いで勝ったが、次はそう簡単にはいかない。(平川弘=サッカー解説者、元日本代表)


    富山戦
    位置 選手名 出場 評価 ひとこと
    GK 李昊乗 時間稼ぎ、挑発は不要
    DF パウロン よく足がつるね
    奈良竜樹 体の無理がきくねー
    薗田淳 採点不可
    櫛引一紀 良かったけど序盤にミス
    MF 荒野拓馬 都倉とはワンツー
    宮沢裕樹 引っ掛けて都倉へ
    上里一将 石井へスルーパス
    石井謙伍 裏とって流し込む
    FW 中原彰吾 いつも通り悪くはない
    内村圭宏 流れ考え、時間使う
    前田俊介 深くえぐる突破
    菊岡拓朗 奪ってスルーパス
    都倉賢 裏とって流し込む

    ※出場は◎フル出場▽先発途中交代▲途中出場。評価はA大変良いB良いC普通D悪い、―は採点不可

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