どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

燃えろ!コンサドーレ 平川弘の通信簿
  • 日程
  • 試合速報
  • 戦績
  • 順位表
  • 選手・スタッフ
  •     

    速い攻撃で主導権握る (2014/09/10)

    ▽第30節 札幌 2―1 長崎 (9月6日、札幌ドーム)

     アギーレJAPANのお披露目試合だったウルグアイ戦が行われた札幌ドームには、たくさんの観客とメディアが駆けつけた。攻撃面だけをみると期待を裏切るつまらないゲームであったと思う。しかし守備をしっかりしてからの速い攻めというしっかりとしたコンセプトは感じられた。メンバー的なこともあり初陣としてはあんなもんだろう。

     本田や長友が駆け抜けたピッチで翌日に行われた長崎戦。「ウルグアイ戦がおもしろくなかったから今日は頑張ってもらわないと」という声があちこちから聞こえた。ピッチは多少荒れてはいたが、前日の余韻が残っていたのかゲームは序盤からハイペースで動いた。あっという間に札幌は前半に2点を奪ってゲームの主導権を握った。

     その2得点ともアギーレJAPANが目指す素早くボールを前に運ぶというシンプルな攻撃から生まれたものだった。それはバルバリッチ新監督に求められる攻撃の速さに重なるものでもあった。

     基本的にはボールをつないでしっかりキープするが、機を見て一気に相手DFの背後をとる。1点目は奈良からのくさびの縦パスを中原が頭でつなぎ、都倉が相手DFに競り勝ちPKをゲット。2点目は上原拓郎がタイミングよくロングボールをDFラインの裏へ入れ、中原のシュートのこぼれ球を都倉が押し込んだ。

     苦し紛れにロングボールを蹴るのはNGだが、相手DFラインの裏をとるために長いボールを蹴らなければいけない時もある。強さと高さのある都倉を前線に置いていることで「何となくあの辺にボールを入れればチャンスになる」という一見アバウトな感覚が攻撃の速さにつながっていると思う。

     長崎戦では早めのロングボールがDFの裏をとる速さにつながったが、引いたDFラインの裏をとるにはダイレクトパスや2列目からの飛び出しなど違った速さが必要になってくる。(平川弘=サッカー解説者、元日本代表)


    長崎戦
    位置 選手名 出場 評価 ひとこと
    GK 金山隼樹 よく触ったね
    DF 上原慎也 失点はかぶっちゃった
    櫛引一紀 ターンについていく
    奈良竜樹 中原へくさびが1点目に
    上原拓郎 2点目起点のパス
    MF 河合竜二 まるでドゥンガのよう
    宮沢裕樹 ゴール前で体張る
    中原彰吾 Bは甘いが2点に絡む
    石井謙伍 状況考え守備に奔走
    前田俊介 技見せる余裕
    日高拓磨 FK狙う
    砂川誠 さらっと股抜き
    荒野拓馬 体当ててしっかりキープ
    FW 都倉賢 強いねー

    ※出場は◎フル出場▽先発途中交代▲途中出場。評価はA大変良いB良いC普通D悪い、―は採点不可

    このページの先頭へ