コンサドーレ試合結果 2011
○札幌 2−1 F東京
(2011/12/04)
(上)J1昇格を決め、試合後の記念撮影で笑顔を見せるコンサドーレ札幌の選手ら(阿部裕貴撮影)(下)前半、FC東京の攻撃を防ぐ河合(中央)ら札幌の選手(中川明紀撮影)
堅守貫き悲願 札幌J1復帰
サッカーのJリーグ2部(J2)最終節、3位の札幌は札幌ドームで首位のFC東京と対戦、内村の2ゴールで2−1で勝利し、勝ち点を68に伸ばして3位を確保、来季のJ1昇格を決めた。
今季の札幌は、開幕から3試合白星がなく序盤は下位に低迷。だが、就任3年目の石崎信弘監督の下、堅守をベースに接戦を制する戦いぶりで息を吹き返し、9月に初めて昇格圏内の2位に浮上。最終節までもつれ込む昇格レースを制し、悲願を達成。初のJ1昇格を決めた鳥栖は熊本と引き分けて勝ち点69で2位。徳島は同65の4位にとどまった。
◇
札幌は前半40分、左サイドからの古田の低いクロスを内村が押し込み先制。前半終了間際には近藤のパスに再び内村が反応して右足で追加点を決めた。
後半は押される展開となり、35分にFC東京谷沢のゴールで1点を返されたものの、GK李昊乗を中心に最後まで体を張った粘り強い守備を見せた。
大一番確かな成長
試合終了の笛と同時に、札幌ドームを大歓声が包んだ。両手を突き上げる高木純、感極まって目元をぬぐう李昊乗、山下、内村。大目標を果たしたチームを代表し、主将の河合は「精神的にタフになったことで、最後まで戦えた」と充実した今季を振り返った。
しっかり守り、少ない好機を確実に生かす。J2王者を相手にした大舞台で、躍進の今季を象徴する戦いぶりを見せた。
中盤で相手がボールを持つと、複数の選手がすぐに取り囲む。危ない場面では、守備陣が体を投げ出して相手のシュートコースを消す。見かけ上は個人技で上回る相手ペースだったが、FC東京の日本代表DF今野(元札幌)は「札幌のペースだった。こっちはパスを回せてもシュートまでなかなかいけなかった」と脱帽した。
DFラインを統率した山下は「粘り強く守っていたら、点を取ってくれると信じていた」。その思いに、攻撃陣もしっかり応えた。連動して相手DFライン裏にスペースをつくる事前の狙い通り、左サイドを抜け出した古田が先制点をアシスト。得意の突破で2点目を引き出した近藤は、「前半で2点取れたのは大きい」と満足げに振り返った。
昨季途中にJ1清水から移籍してきた高木純は言う。「J1では、こういう厳しい試合が毎試合続く。今季は終わったけど、これからがまたスタートだと思う」。
序盤の低迷から一変、堅守を中心に激しい昇格争いを乗り越えてきた今季。最高の結果で締めくくりながらも来季への課題を見据えるイレブンの姿が、確かな成長を感じさせる。(原田隆幸)
サッカーのJリーグ2部(J2)最終節、3位の札幌は札幌ドームで首位のFC東京と対戦、内村の2ゴールで2−1で勝利し、勝ち点を68に伸ばして3位を確保、来季のJ1昇格を決めた。
今季の札幌は、開幕から3試合白星がなく序盤は下位に低迷。だが、就任3年目の石崎信弘監督の下、堅守をベースに接戦を制する戦いぶりで息を吹き返し、9月に初めて昇格圏内の2位に浮上。最終節までもつれ込む昇格レースを制し、悲願を達成。初のJ1昇格を決めた鳥栖は熊本と引き分けて勝ち点69で2位。徳島は同65の4位にとどまった。
札幌は前半40分、左サイドからの古田の低いクロスを内村が押し込み先制。前半終了間際には近藤のパスに再び内村が反応して右足で追加点を決めた。
後半は押される展開となり、35分にFC東京谷沢のゴールで1点を返されたものの、GK李昊乗を中心に最後まで体を張った粘り強い守備を見せた。
大一番確かな成長
試合終了の笛と同時に、札幌ドームを大歓声が包んだ。両手を突き上げる高木純、感極まって目元をぬぐう李昊乗、山下、内村。大目標を果たしたチームを代表し、主将の河合は「精神的にタフになったことで、最後まで戦えた」と充実した今季を振り返った。
しっかり守り、少ない好機を確実に生かす。J2王者を相手にした大舞台で、躍進の今季を象徴する戦いぶりを見せた。
中盤で相手がボールを持つと、複数の選手がすぐに取り囲む。危ない場面では、守備陣が体を投げ出して相手のシュートコースを消す。見かけ上は個人技で上回る相手ペースだったが、FC東京の日本代表DF今野(元札幌)は「札幌のペースだった。こっちはパスを回せてもシュートまでなかなかいけなかった」と脱帽した。
DFラインを統率した山下は「粘り強く守っていたら、点を取ってくれると信じていた」。その思いに、攻撃陣もしっかり応えた。連動して相手DFライン裏にスペースをつくる事前の狙い通り、左サイドを抜け出した古田が先制点をアシスト。得意の突破で2点目を引き出した近藤は、「前半で2点取れたのは大きい」と満足げに振り返った。
昨季途中にJ1清水から移籍してきた高木純は言う。「J1では、こういう厳しい試合が毎試合続く。今季は終わったけど、これからがまたスタートだと思う」。
序盤の低迷から一変、堅守を中心に激しい昇格争いを乗り越えてきた今季。最高の結果で締めくくりながらも来季への課題を見据えるイレブンの姿が、確かな成長を感じさせる。(原田隆幸)
コンサドーレ試合結果 2011 コンテンツ一覧
- ○札幌 2−1 F東京 (2011/12/04)
- ○札幌 2−0 湘南 (2011/11/28)
- ●札幌 1−2 草津 (2011/11/21)
- ○札幌 2−0 大分 (2011/11/13)
- ●札幌 1−2 東京V (2011/11/07)
- ○札幌 3−0 熊本 (2011/10/31)
- ○札幌 2−0 徳島 (2011/10/27)
- ●札幌 0−1 鳥取 (2011/10/23)
- ●札幌 0−4 京都 (2011/10/20)
- ●札幌 0−1 鳥栖 (2011/10/17)






