注目の女子招待選手
昨年の東京マラソンで優勝し、笑顔を見せる那須川瑞穂
那須川瑞穂 札幌から世界目指す
ユニバーサルエンターテインメント、164センチ、45キロ、30歳
「日本代表になって世界で戦える選手に」と高い志を胸に秘めた30歳が一躍、注目を浴びたのは昨年3月の東京マラソンだった。
強風が吹き付ける悪条件にもかかわらず、駅伝やトラックで鍛えたスピードと持ち前の強い精神力で自己ベストを4分以上縮める2時間25分38秒を出し、マラソンで初の栄冠を手にした。
岩手・花巻南高時代は中距離で活躍、卒業後は、当時、小出義雄さんが監督を務めていた積水化学に進んだ。現在も指導を受けている。
初マラソンは2004年の大阪国際女子。アテネ五輪の国内代表選考会を兼ねた大会で弘山晴美や渋井陽子ら強豪を上回る4位に食い込む健闘をみせた。
北海道マラソンは7位だった昨年に続き2回目。「声援がとても温かく、みんなで盛り上がる大会」と好印象を抱く。
レースは連覇を狙いながら24位に沈んだ今年3月の東京マラソン以来。7月下旬から米国コロラド州・ボルダーで約3週間、高地トレーニングに取り組んでおり、心肺機能強化に励んだ成果を「緑が多くて落ち着きます」という札幌で発揮したい。栄冠の先には来年の世界選手権、12年のロンドン五輪が待っている。
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