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大震災発生から3カ月

 北海道新聞社は10日、東日本大震災発生から3カ月にあたり、福島、宮城、岩手各県などで津波や福島第1原発事故の災禍に遭い、道内で避難生活を送る50人を対象にしたアンケートの結果をまとめた。震災後、生計を支える本人または家族が失業や休業している割合は5割に上り、今後の生活に大きな不安を抱えている状況が浮かび上がった。避難者のうち約4割は、道内への移住を決めたり、希望している。

 主に聞き取りでアンケートした。被災時の住所の内訳は福島県が32人、宮城県が11人、岩手県が6人、茨城県が1人。道が把握する道内への避難者1736人(10日現在)の県別構成と、ほぼ同様の比率にした。

 生計を支える本人または家族の仕事に関し、半数の25人が「失業・休業している」と回答。それ以外は「夫が被災地に残って仕事を続けている」「年金を受給している」などで、道内で転職した人も4人いた。

 「失業・休業」と答えた人のうち、今後の生計のめどについて6人が「全く立たない」、12人が「当面大丈夫だが、将来的に不安」と回答した。

 今後の定住先に関し、3割の15人が「避難前の自宅に戻る」「自宅のある県内に戻る」と答えた一方、10人が「自宅に戻りたいが難しい」とし、19人が「道内に定住が決まった」「道内に定住してもいい」と答えた。定住を希望する人は「被災地での生活復旧は不可能」(72歳男性)「安全な土地だから」(34歳女性)などの理由を挙げた。

 健康状態では半数以上の27人が、「風邪など病気になった」「高血圧になった」「眠れなくなった」「気持ちが落ち込むようになった」など心身の調子を崩している。中には「地震が起きる夢を見る」(41歳男性)「じんましんが震災後1カ月間続いた」(59歳女性)との回答もあった。

 道内への避難理由(複数回答)は、半数以上が「親族がいたから」(27人)で、「知人・友人がいたから」(9人)「会社の関係で」(5人)「自治体の受け入れがあったから」(4人)と続く。そのほかに「20代の時に道内一周旅行し、親しみがあった」(49歳男性)「北日本で一番安全」(42歳男性)などの理由もあった。

 福島県からの避難者32人に、原子力発電について聞いたところ、15人が「原発は段階的に廃止していくべきだ」、8人が「すべての原発を即刻止めるべきだ」と回答し、7割以上が原子力政策の転換を求めている。



報道機関 関連リンク

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共同通信(東日本大震災)

47NEWS

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